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【宮城県 松島町】期間限定の地域の味を「おにぎり」で楽しむ -カフェ・ベイランド- [仙髄地区]

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

ふっくら炊き立ての白いご飯を、塩をなじませた手のひらでポンポンと軽く握る。日本を象徴する伝統料理「おにぎり」の美味しさは、どんなに高級なレストランのフルコースにもかなわない(と筆者は思う)。

近年では、そのシンプルな美味しさに加えて「丸や三角形」の愛らしい姿から、日本国内に限らず世界中に「おにぎりファン」がいるのもすごいところ。海外でもちゃんと「おにぎり」は『ONIGIRI(おにぎり)』『Rice ball(ライス・ボール)』などと呼ばれ、日本を代表する立派な料理として知られている。

すっかり国際的スターとなった「おにぎり」は、宮城県の観光地「松島町」でも活躍中。

▲ おにぎりが活躍中の松島町仙髄地区にある「カフェ・ベイランド」
▲ おにぎりが活躍中の松島町仙髄地区にある「カフェ・ベイランド」

松島町内の仙髄地区にある観光スポット「福浦島(ふくうらしま)」のチケット販売所でもあり、喫茶店としても人気の「カフェ・ベイランド」では、店内で牡蠣(かき)が出回る時期にしか食べられない「手造りかきおにぎり」を販売中。

地元のお母さんたちが毎週土日限定で「かき飯」を炊いて、それを大きなまんまる姿の「おにぎり」に。醤油と牡蠣の出汁をたっぷりと含んだお米は、もう格別!ちょっと温めると更に美味しくて、おにぎりからいい香りが立ちのぼる。

かきおにぎりには2粒の牡蠣と柚子(ゆず)の皮がアクセント。冬の味覚をギュッとまとめて味わえる、スペシャルおにぎりだ。かきおにぎりは1個200円で店内受付カウンターで販売中。最終販売日は、今年(2024年)の3月31日(日)が予定されている。

▲ 横から見てもコロンと厚みがある「かきおにぎり」
▲ 横から見てもコロンと厚みがある「かきおにぎり」

地元松島町のお母さんたちが、長年の経験と技で炊き上げた「牡蠣ご飯」。他にはない地域の味を料亭やレストランでもなく、大きな「おにぎり」として片手でガブリと楽しめるのがとてもいい。さあ!週末のお昼に「かきおにぎり」を味わって、冬を締めくくろうじゃないか。

名称:かきおにぎり
販売店:カフェ・ベイランド
住所:宮城県宮城郡松島町松島字仙髄39-1
営業時間:[3月-10月] 8:30-17:00 / [11月-2月] 8:30-16:30
定休日:年中無休
補足情報:「かきおにぎり」は最終販売日「2024年3月31日(日)」まで、毎週土日限定で販売中。

フリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

Molly Chiba|日本出身|2022年2月からフリーランスのライターとして独立。日本と英国を拠点に活動中。日本国内の地域ニュースやコラムのほかに、日・英のサッカーに関するコラムを『Football Tribe Japan』に執筆中。2024年8月の「地域クリエイターMVA(Most Valuable Article)」を受賞。珈琲と自然と動物が好きです。

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