【受験と生理がかぶる不安を解消】知っておくと便利な試験当日の対処法4選を紹介!
高校や大学の受験日と生理日が重なりそう、かぶってしまったことで不安を感じている人も多いのではないでしょうか。せっかく勉強を頑張ってきたのに、体調不良で実力を出し切れないのはとても残念なことです。
そこでこの記事では、受験と生理に関する「知っておくと便利な試験当日の対処法4選」を『学生時代に生理が重くて悩んだ経験のある元教師』の視点からくわしく解説します。
知っておくと便利な試験当日の対処法4選
受験当日と生理日が重なったときは、次の4つの対処法を参考にしてみてください。
- 追試試験の受験を検討
- 許可をとってひざ掛けなどを使用
- トイレの場所は2箇所以上確認
- 試験中に体調が悪くなったら試験監督者に相談(別室試験も可能)
対処法①追試試験の受験を検討
まだまだ認知度が低い事実ではありますが、近年では大学入学共通テストや高校入試で、生理痛による追試受験が認められるケースが増えています。
そのため、事前に追試試験が受験できる条件を確認しておき、試験当日あまりにも体調が悪い場合には追試での受験を検討すると良いでしょう。
対処法②許可をとってひざ掛けなどを使用
生理と試験がかぶってしまい試験会場での冷えや経血漏れが心配な場合には、ひざ掛けや座布団などの活用もおすすめです。
ただし、ひざ掛けなどに関しては、試験が始まる前に試験監督者への申し出が必要となることがあるため注意が必要です。
試験当日、実力が発揮できるような環境づくりを今から考えておくと良いでしょう。
対処法③トイレの場所は2箇所以上確認
受験会場に着いたら最初にやるべきことは、教室から近いトイレの場所を2箇所以上確認しておくことです。
生理中はナプキンの交換でいつもよりトイレに行く回数が多くなる人も多いですよね。しかし、受験会場でも女子トイレというのはだいたい混雑しがちです。試験開始時間までに慌てなくて済むように、会場に着いたら教室から近いトイレの場所を2箇所以上確認しておき、より空いている方を選べるようにしておくと安心です。
対処法④試験中に体調が悪くなったら試験監督者に相談(別室試験も可能)
試験中に体調が悪くなっても我慢をしてしまう人がほとんどです。もちろん、試験が継続できる程度であればそれも良いかもしれません。しかし、体調が悪い時には手を挙げて試験監督者に相談することも大切です。
試験中にトイレに行くこともできますし、場合によっては別室受験をすることもできます。
試験中に席を立つことでテストを解く時間が減ってしまう以外のデメリットはありません。
別室受験になってもその行為自体が合否判定に影響を及ぼすことはありませんので、体調が悪くなってしまった場合には無理をせず試験監督者に知らせて対応してもらってくださいね。
最後に
生理が重い人にとって、受験と生理が重なることは試験で不利になることもあります。体調不良で思うように問題が解けず、納得のいく結果が出せないこともあり、それが一生の後悔につながるかもしれません。
そうした状況を避けるためにも、事前にできる準備を進めておき、当日の対処法を今から考えておくと安心です。
【おさらい】
知っておくと便利な試験当日の対処法4選
- 追試試験の受験を検討
- 許可をとってひざ掛けなどを使用
- トイレの場所は2箇所以上確認
- 試験中に体調が悪くなったら試験監督者に相談(別室試験も可能)