元巨人・村田がBCリーグで月間MVPに! 今月中のNPB復帰はあるか?
独立リーグ、BCリーグの6月の月間MVPが発表され、打者部門は栃木ゴールデンブレーブスの村田修一(37歳)が受賞した。昨年限りで読売ジャイアンツを退団した村田は、今季から栃木でプレーしている。
6月は打率.404(57打数23安打)、5本塁打、19打点の好成績を残した村田は、受賞にあたって「新天地でこのような賞が取れた事は、非常に光栄な事です。また、いろいろな球場で応援してくださっているファンの皆様のために、日々精進して野球に取り組みたいと思っています」とコメントしている。今季通算成績は、35試合の出場で打率.336、6本塁打、34打点(7月14日現在)。
村田は、松坂大輔(中日ドラゴンズ)らと同じ1980年生まれのいわゆる「松坂世代」。横浜ベイスターズ時代に2度の本塁打王に輝くなど、NPB15年間で通算360本塁打、1865安打、1123打点をマーク。「名球会」入りの条件となる通算2000安打には、あと135本まで近づいている。
昨年限りで東京ヤクルトスワローズを退団し、今年から自身の故郷である栃木で兼任コーチとしてプレーしている飯原誉士も「村田さんにはなんとかNPBに戻って、2000本安打を達成してもらいたい」とエールを送っているが、NPBの支配下選手登録期限は7月31日。あと半月のうちに、村田獲得に動く球団はあるだろうか?
なお、栃木の選手が月間MVPに輝くのは、球団創設2年目にしてこれが初めて。また、投手部門は昨年まで村田と同じく巨人に在籍していた乾真大(富山GRNサンダーバーズ)が受賞。6月は5試合の登板で4勝1敗、防御率1.91の成績だった。