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21歳左腕のイ・ウィリが2年連続2ケタ勝利 打線が5回まで毎回得点で援護<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
イ・ウィリ(写真:KIAタイガース)

16日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

KIAタイガース-キウムヒーローズ(クァンジュ)はKIAの先発、左腕のイ・ウィリが好投。最速150キロの直球の制球に安定感があり、落差ある変化球との組み合わせで三振を奪っていった。

イ・ウィリは6回99球を投げて9奪三振。与えたヒットは5本でキウム打線を1点に抑えた。

味方のKIA打線は初回に1点を先制すると、5回まで毎回得点の9点を挙げて大きくリード。試合は11-3でKIAが勝利した。先発のイ・ウィリは10勝目(6敗)。

2021年のドラフト1次指名でKIA入りし今季3年目21歳のイ・ウィリは、昨季の10勝に続き2年連続の2ケタ勝利となった。

◇8月16日(水)の結果

・トゥサン 2 - 5 KT(チャムシル)

 勝:オム サンベク

 敗:キム ドンジュ

・サムスン 3 - 6 LG(テグ)

 勝:イ ジョンヨン

 敗:イ サンミン

・KIA 11 - 3 キウム(クァンジュ)

 勝:イ ウィリ

 敗:チョン チャンホン

・ロッテ 7 - 4 SSG(プサン)

 勝:キム サンス

 敗:イム ジュンソプ

・NC 3 - 4 ハンファ(チャンウォン)

 勝:イ テヤン

 敗:キム シフン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ブキャナンが首を痛めて途中降板」

LGツインズ戦に先発したサムスンライオンズのデービッド・ブキャナンが、2回を投げたところで首の痛みを訴えて降板した。ブキャナンは11日のSSGランダーズ戦で6回127球を投げ、この日は中4日での登板だった。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

SSGランダーズ戦の5回裏、イ・ジョンフンの代走で出場し盗塁成功。6回表からレフトの守備に入った。7回裏の1打席目、無死一塁で送りバントが2球続けてファールになった後、フルカウントでの9球目高めの直球を左中間に運ぶタイムリー二塁打を放った。1打数1安打1打点。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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