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【泉佐野市】わざわざ行きたい「駅の中にあるごはん屋さん」。こだわりの「15時までの絶品定食」とは

旅する日々の記憶と記録。matka08ライター(泉佐野市など)

なんとなく気になっていても“入りづらいお店”ってありませんか?

駅ナカで、居酒屋風…。

乗り換えのタイミングでどうしようもなく腹ペコだった日に一人で飛び込んでみたところ、“地元食材を使ったお昼の定食”が絶品…しかも女性のおひとりさまも数名いて安心。いい意味で裏切られたお店「大阪産(もん)料理 空(そら) 泉佐野駅構内店」をご紹介します。

南海本線「泉佐野」駅構内にあるお店は、通勤通学などで電車利用をされている方も、そうでない方も、地元の方ならご存知の方も多いはず。

気になっていながらも「お店に入ったことがない」という方も多いのではないでしょうか。わたしも例に漏れずそのひとりでした。

雰囲気はガッツリ“居酒屋”。

お昼に入っていいのかどうかさえも店先で悩んでしまいそうですが(実際にこの日も、「あ~、ここは居酒屋ね~」とお昼時に通りすぎる女性二人組の姿も…)、見かけは気にせず入ってみてほしいんです。最高においしい定食が食べられますから。

*定食の提供は12時~15時まで。月曜定休・不定休あり

想像どおり小さな店内の席数は、わずか10席。この日も女性二人組の姿が。

お話を伺ったところ、おふたりは常連さんで仕事帰りによく利用するのだとか。

「地元食材を使った料理がとにかくおいしいし手頃ですよ~」と、素敵な笑顔で撮影に応じてくれました。

大将の“山ちゃん”こと、山本 悠也さん
大将の“山ちゃん”こと、山本 悠也さん

「大阪産(もん)料理 空(そら) 泉佐野駅構内店」は、地元泉州をはじめ、大阪産の食材を使った料理をお手頃価格で提供してくれる地元愛あふれるお店。大将の“山ちゃん”こと、山本 悠也さんは元寿司職人。地元の漁師や農家の方々とのつながりも深く、毎日届く旬の食材を使った山ちゃんの創作料理が “絶品!” とツウも唸るほど。

「みんなで作っていますよ~」と山ちゃん。山ちゃんを支える2人の女性スタッフと試行錯誤しながら料理を生み出している様子。

とにかく料理の品数が豊富で、お品書きを見ているだけでもワクワクします。

「ツムラ本店の河内鴨の炙り」770円(税込)「犬鳴豚のとうばんホイル焼」1500円(税込)「泉州地穴子の天プラ」770円(税込)「泉州新玉ねぎと鮮魚のカルパッチョ」980円(税込)など。

松原に店を構える「ツムラ本店の河内鴨」は、とても高級品でフレンチやイタリアンの店などで提供される逸品だそう。「破格値ですよ~!」と山ちゃん。

ほかにも「なにわ黒牛の陶板焼」1200円(税込)「大豆のチーズ マメマージュそのまんま」440円(税込)など、腹ペコ男性からおしゃれな女性までを網羅するレパートリーの多さに感服です。「なにわ黒牛の陶板焼」は、“肉追加770円(税込)”しても2000円以内におさまる親切っぷりは、お財布にもお腹にもうれしいですよね。

*旬の食材を使用するため、メニューは季節、その日の仕入れ状況により日々変わります。

新鮮な地元野菜や地玉子などが並ぶ食品庫
新鮮な地元野菜や地玉子などが並ぶ食品庫

いろいろ気になる単品メニューもあるのですが、先日関空方面に撮影に行った帰りに飛び込みで食べた「犬鳴豚の豚カツ定食」が忘れられないので、今回はお昼の定食メニューをご紹介したいと思います。

12時から15時までの定食メニューはコチラ。

「ちぬうみ丼(なにわ黒牛ワンプレートカレー丼)」880円(税込)

「なにわ黒牛カレー定食」1200円(税込)

「農家さんのお野菜 おでん定食」1200円(税込)

「女将手作り日替定食」1200円(税込)

「犬鳴豚の豚カツ定食」1200円(税込)

「なにわ黒牛陶板焼定食」1500円(税込)

泉州野菜を使ったサラダ(自家製ドレッシング使用)ごはんおかわり自由

*日替定食、ちぬうみ丼以外は小鉢がついています。

*ちぬうみ丼以外には、サラダ、季節の汁物がついています。

*汁物のおかわり プラス110円(税込)、地玉子 プラス110円(税込)

どれもこだわりの食材を使ったメニューばかりで、「なにわ黒牛」「犬鳴豚」などの高級食材を使っている割には良心的なお値段がうれしい。

こちらが「犬鳴豚の豚カツ定食」。豚カツのおいしさはもちろんのこと、副菜お味噌汁サラダまで、もうすべての味つけが秀逸で食材も新鮮で本当においしい。

カラット揚がった犬鳴豚の豚カツは、良質な脂のおかげかジューシーなのにさっぱり。お肉もやわらかく、ほんのり甘さも感じます。レモンを絞ってタルタルソースをのせて…もう最高においしくてごはんもすすみます。

副菜は日によって都度変わるそうです。そういえば先日訪れたときは、単品メニューにもある「大豆のチーズ マメマージュそのまんま」が副菜でついていたような…。

マカロニやひじき煮も、すこし工夫されていて家庭のアレとはあきらかに違うおいしさ。普通のマカロニやひじき煮でも十分な“副菜のポジション”に、このクオリティとは「心を込めて料理を提供している」という心意気が伝わります。

ちなみに「大豆のチーズ マメマージュそのまんま」440円(税込)は単品でオーダーし、いただきましたがほぼチーズ 笑。これ、おいしくていくらでも食べちゃうわ~。

「大豆のチーズ マメマージュそのまんま」440円(税込)
「大豆のチーズ マメマージュそのまんま」440円(税込)

泉州産の野菜を使用したサラダはシャキシャキで自家製ドレッシングもおいしい!
泉州産の野菜を使用したサラダはシャキシャキで自家製ドレッシングもおいしい!

しっかり出汁がきいたお味噌汁には刻んだ三つ葉がいいアクセントに
しっかり出汁がきいたお味噌汁には刻んだ三つ葉がいいアクセントに

このボリュームで「ごはん」と「サラダ」がおかわり自由。これで1200円(税込)はお得です。

この日はケールとベリーのスムージーまでついていましたよ♪

*副菜は日によって変わります。

ソムリエ山ちゃん? 聞くところによると山ちゃんはソムリエの資格もお持ちでイタリアンにも精通しているのだとか。

「山ちゃんファンが多くて~」とスタッフの女性。

料理が上手くて、気さく、それにソムリエの資格までお持ちとなれば、なるほどファンが多いのも納得です。

「大阪産(もん)料理 空(そら) 泉佐野駅構内店」の料理は素材の良さに頼るだけでなく、一品一品がしっかり心配りされた“創作料理”のようで、ガッツリ食べたい男性だけでなく、主婦歴十数年の料理を知り尽くした女性にもきっと満足していただけると思います。

一人で、多くても二人で、男女問わず訪れてみてほしいお店です。

コロナ禍を経て、農家の方々や漁港で働くみなさんのご苦労を間近で見てきたという山ちゃん。

「多くの方に食べにきていただくことが地域の活性化にもつながり、食材を届けてくださっている方の励みにもなる」。

最後に山ちゃんから出た言葉は、日頃つながりのある方々を想うやさしいメッセージでした。

ここでお知らせがあります。

3月11日(土)、12(日)に開催される「IZUMISANO カレーサミット2023」(外部リンク)に「大阪産(もん)料理 空(そら) 泉佐野駅構内店」「泉佐野カレー」で参戦します!

犬鳴豚水なすの旨味が存分に味わえる「大阪産(もん)料理 空(そら) 泉佐野駅構内店」自慢のカレー

「IZUMISANO カレーサミット2023」「泉佐野カレー」を食べて頂いた方両日先着100名様「大阪産(もん)料理 空(そら) 泉佐野駅構内店」で使える「生ビール1杯券」のプレゼントもあるそうですよ!

まだ食べたことがない方は、まずはカレーを食べてみるのもおススメ。

「泉佐野」駅改札外側入口
「泉佐野」駅改札外側入口

「大阪産(もん)料理 空(そら) 泉佐野駅構内店」に入店の際は、「泉佐野」駅の改札外側の入り口から声を掛けると、入場券がもらえます。

その入場券を駅員に見せると*切符を買わなくてもお店に入れるそうです。

*電車に乗る場合は、「乗車運賃」のお支払いが必要

「駅の中にあるごはん屋さん」のこだわりの「15:00までの絶品定食」

わざわざ出かけて食べる価値ありですよ。

【基本情報】

店名:「大阪産(もん)料理 空(そら) 泉佐野駅構内店」
公式ホームページ(外部リンク)
住所:泉佐野市上町3丁目11-41 南海泉佐野駅
Tel:050-5488-4777
営業時間:火曜~日曜 12:00~22:00
定休日:月曜・不定休
取材協力 「大阪産(もん)料理 空(そら) 泉佐野駅構内店」山本 悠也様
*「大阪産(もん)料理 空(そら) 泉佐野駅構内店」様のご協力により、撮影用のお料理を無償でご提供いただきました。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。
*記事内容は取材当時のものです。
*未成年の飲酒は法律で禁じられています。

ライター(泉佐野市など)

大阪府泉南市・泉南郡・泉佐野市担当。 なんでもない日々を旅するように暮らす日常写真家。「ローライ35s」という小さなフィルムカメラでささやかな日常を記録しています。私たちのまちのちょっとうれしくなるあんなことこんなこと。みなさまの日常がもっともっと楽しくなりますように。 2023年2月、2023年5月、2024年9月MVA受賞

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