【富士宮市】本格手打ち蕎麦がこんな身近で食べられたなんて!~『蕎友館』もっと早くに来るべきだった!~
おいしいお蕎麦屋さん知ってる?と友人に尋ねたら、勧められたのが『蕎友館』さん。
石川皮膚科さんと富士宮警察署の間のセブンイレブンさんの西側にあるのは知っていたのですが、ちょうどカーブの辺りで見逃してしまいがちでした。
なので今日は絶対行くぞと決めて、『蕎友館』さんを目指します。
駐車場に入りにくそう…と思っていたのですが、心配することもなく普通に入ることができました。
お店の前には『富士の名水』『京都祇園の出汁』『江戸前の蕎麦切り』と無垢の木に書かれています。
これは京都祇園権兵衛で会得した伝統の巧。東京岡本で体得した江戸前伝統の蕎麦切りの技。それらを富士山の名水で仕上げる。質の高い職人仕事を守っているという蕎友館の店主さんのこだわりだそう。
店内は4人掛け4席、2人掛け2席、カウンターはコロナ感染対策のため使用できないとのことでしたが、店内は私達が入って満席になりました。
掃除が行き届きとても清潔な感じの店内の壁には、どれも目を奪われる写真が飾られています。
耳を澄ませば微かに聞こえてくるクラシック。静かな空間で蕎麦を嗜んで欲しい、そんな思いが伝わって来ます。
注文したのは『鴨せいろ(¥1450)』と『おろしそば(¥750)』です。
『鴨せいろ』はせいろ蕎麦を温かい鴨肉とネギの入った出汁つゆで食べます。
ジューシーな脂と旨味の鴨肉、長ネギの甘みが京都風の出汁の効いたつゆに染み出ています。
そのつゆに蕎麦を浸して食べると、蕎麦に甘みが絡み、深い味わいになります。鴨肉の旨味を存分に堪能できる一品です。
『おろしそば(¥750)』は、爽やかな辛味のある大根おろしとしこしこの蕎麦は相性が抜群です。
さっぱりとした味わいの中に、ふんわりと蕎麦の香りが交じります。蕎麦本来の風味を堪能できました。
久し振りにおいしいお蕎麦を食べられて大満足でした。
ちなみに蕎友館の名前には、蕎麦を通じて、心を「共有」する空「間」をつくるという意味合いも込められているそう。
お店の名前にも隠された意味があるなんて、作り方も食べ方も、奥が深いお蕎麦屋さんならではの職人気質を感じました。
本手打ちそば 蕎友館
住所:富士宮市城北町15
TEL:0544-23-0260
営業時間:11:30~14:00/17:00~19:30
定休日:木曜日/第3金曜日(夏季・冬季休暇あり)