【川崎市中原区】日本人は野菜不足。指1本で野菜摂取量を測ってみよう
成人病予防のためには、野菜は1日350gの摂取が必要だといわれています。しかし、令和元年の国民健康・栄養調査によると、20歳以上の日本人は、約7割が野菜不足。特に、男女ともに20代から40代の摂取量が低いという結果がでています。
野菜の小鉢を毎食1皿以上、1日の合計で5皿食べたら、1日分の野菜は取れているという、大体の目安になるんだそうです。わが家は完全に野菜不足です。
グランツリー武蔵小杉の1F、グランツリーマルシェの野菜コーナーの入り口に、「ベジメータ」が設置されています。指1本、10秒で、野菜の摂取量が正確に計測できる機械です。 世界52か国の累計販売台数は25,000台以上で、食生活の改善を目的に利用されているそうです。
無料で使えるので、私は買い物ついでに計測しています。早速測ってみましょう。
まず、ベジメータの使用前に、アルコールスプレーで手を除菌します。
次に、台に置いてある黒いプラスチックの中に左手の中指の腹まで入れます。抗ウィルス抗菌加工済みとのことなので、安心感があります。
台の左側に貼られているイラストのとおりに中指を入れたら、モニター画面のスタートボタンを押します。
すると、10秒ほどで、モニターに測定結果が出ます。
判定は、AからEの5段階です。Aの人は野菜をきちんと摂取できています。野菜摂取量は、ベジスコアという数値に換算されます。判定Aのベジスコアは、444~1200なので、404の私は、あと40不足でした。B以下の人は、野菜のおかずを1皿増やすなど、意識して野菜を摂取することで、2週間で野菜不足の改善ができるそうです。
判定結果は印刷できます。
そして、疑問がわいたので、ベジメーターのホームページを閲覧してみました。
Q. なぜ指先で、野菜摂取量がわかるのか?
A. 指先にLEDの白色光を10秒間あてて、食事由来の皮膚カロテノイドが反射する光の量を測定している。食事由来のカロテノイド量は、野菜の摂取量相当にあたる。
Q. カロテノイドとは何?
A. 野菜や果物のみに含まれているカロテン、リコピン、ルテイン等のこと。
つまり、野菜を食べると体内にカロテノイドが蓄積されます。LEDの光測定の技術を使い、指先の皮膚でカロテノイド量を測ることで、野菜の摂取量が測定できる、ということでした。
野菜不足を数字で見ると、野菜を買って食べなくては!という意識になります。今が旬で、お買い得な野菜を知りたい方に耳寄りな情報です。農林水産省のホームページで、毎月お買い得な野菜が紹介されています。
今月は、人参(2月前半)、白菜、ねぎ がお買い得です。
農林水産省では、東京都中央卸売市場に出荷される野菜の主な生産者の方々に、生育状況と価格の見通しについて聞き取りをしているそうですよ。
今日は節分なので、夕飯の献立はいわしの丸干しと、野菜とキノコの寄せ鍋にしました。野菜不足を解消して、ベジメータでA判定を目指したいと思います。
是非、自分の野菜摂取量を計測してみてくださいね。
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