【立川市】立川高島屋S.C.の屋上で野菜づくりを楽しみませんか。貸し農園のシェア畑を利用してみました
立川高島屋S.C.屋上にあるサポート付き貸し農園「シェア畑garden 立川髙島屋S.C.店」を、開園日の2023年10月1日(日)から現在(2024年3月)までどのような野菜を育てたか、筆者が実際に契約してみてどう思ったか、その他イベントなど詳しくご紹介します。
立川高島屋S.C.は、2023年11月14日(火)にリニューアルオープンしましたが、シェア畑は一足先の2023年10月1日(日)に開園しました。
正面口エレベーターで10階(屋上)へ上がり、自動ドアを出ると左側にシェア畑があります。中へ入るとプランター型の畑が広がっていて、一般的な畑と違い、地面がコンクリートとなっているため、土で汚れる心配がなく、普段着やスーツでも野菜づくりを楽しむことができますよ。(実際に、スーツを着た方が畑で作業をしている姿をよく見かけます。)
契約者には、プランター型の畑が2つ割り当てられます。
まず初めに、10月1日の開園日に行った作業についてご紹介します。一番初めに行った作業は、大根の種まきです。種を植えるために、土の上に被さっている黒いビニール「マルチング」に4箇所穴を開けていきます。
全て開け終わったら、1箇所につき4つ指で穴を開け、種をまきます。まいたら土を被せ水やりをしたら完了です! 土は有機栽培培養土なので、軍手をつけなくても手に土が付きにくいです。毎週決まった時間に菜園アドバイザーがシェア畑の管理や栽培指導でいてくれるので、野菜づくりを初めてするという方も安心して作業することができますよ。
日々水やりをしたり、虫がついていないかなど確認しながら育てること約3ヶ月後の12月31日(日)。大根が見えなくなるほど葉っぱが成長していました。いよいよ収穫の時です。
早速収穫してみると、形は少し不恰好ですが立派に育っていました!
想像以上の達成感がありました。
ちなみに、全て違う品種です。サラダやおでんとして美味しくいただきました。有機栽培ということもあり、味は今まで食べたことがないほど甘味が強いです。初めて食べると感動を覚えると思いますよ。
大根のお隣では、キャベツを育てていました。キャベツは、シェア畑の開園日(10月1日)の都合上、あらかじめ植えられていて、筆者は水やりなどを行いました。葉には、虫がついていることがあり、もし虫がいた場合には、唐辛子スプレーや油石鹸水などの体に無害のものをかけます。
約2ヶ月を迎え、キャベツは11月26日(日)に収穫の時を迎えました。
茎を切る切れ味の良いハサミで茎を切りますが、思ったよりも茎が硬く慣れるまでスパッと切れませんが自分が育てたものとなると、愛おしさがこみあげてきます。
周りの葉っぱなどをとり、収穫完了です! 大きく立派に育ち、見た目以上にずっしり重みがありました。こちらのキャベツを生で食べたところ、今まで感じたことのないほど甘く、食べる手が止まりませんでしたよ。
もう一つのプランターでは、いちごと茎ブロッコリーを育てています。いちごが育つのは、3月から4月後半のため、まだこれからです。
茎ブロッコリーは定期的に生えてくるので、その度に収穫し、炒め物や軽く茹でてサラダとして美味しくいただきました。シェア畑を契約してから、野菜を食べる機会が圧倒的に増えました。
2月は、収穫をしたことにより空いた場所で、好きな種をまき、育てることが可能です。筆者は、パクチーや水菜、春菊などを育てていますよ。
ここまで野菜づくりについてご紹介しましたが、ここからは定期的に開催されるイベントについてご紹介します。
シェア畑は、野菜を育てるだけでなく、定期的に会員向けの無料イベントが開催されます。2023年12月16日(土)、17日(日)は、お正月のしめ飾りのワークショップが開催されました。最初に説明が行われ、作業のスタートです。
筆者が一生懸命取り組んだ結果、太いしめ飾りが完成しました! 一般的なしめ飾りよりも太めですが、世界に1つだけのしめ飾りです。なかなか自分自身でつくる機会はないため、貴重な経験になりました。
年が変わり、2024年2月10日(土)には、冬のおしるこイベントが開催されました。開催当日は、多くの契約者の方で賑わいましたよ。
寒い冬に食べるおしるこは格別です。美味しい! 今後のイベントは、かかし作り、クリスマスリース作りなど季節を感じるイベントになるそうです。あと、シェア畑アプリでは来園、イベント参加などでもらえるtomapo(トマポ)ポイントを貯めることができます。貯めたtomapoポイントは、Amazonギフト券やオリジナル商品、カタログギフトなどに交換できます
以上が、2024年2月までに行われた、シェア畑での野菜づくりやイベントでした。まだ開園してから5ヶ月程しか経っていませんが、多くの学びがあり、達成感や楽しみがありました。農園にはお客様ごとの区画のほかに、ハーブや花を楽しんだり、農園の様子を眺めながら休憩できるスペースも用意されています。
農具や種・苗、肥料などが農園に用意されているため、手ぶらで通えるので、立川高島屋 S.C.でお買い物帰りに寄ったり、出勤前や帰宅途中にふらりと通うこともできます。あと、野菜を持ち帰る時用にエコバッグを持参するといいですよ。3月に入ると、「越冬野菜の収穫」や、「春夏野菜を植える準備」が始まり、春野菜の土づくり・タネまき講習会などが随時行われます。ナスか白ナス、 ミニトマト かピーマンを育てます。
また、実際に中を見てみたいと思った方は、アドバイザーがいるときに限り、見学することができますよ。料金は月9900円(税込)で、入会金が11000円(税込)かかります。(お友達との共同利用も可能です。)知り合いが会員だったらクーポンNo.を教えてもらうといいかもしれません。入会金が無料になります。2024年3月8日(金)現在、まだ空きがありますが、状況により完売してしまうかもしれません。野菜づくりに興味がある方、ぜひご検討くださいね。
シェア畑 garden 立川高島屋S.C.店
住所:〒190-8507 東京都立川市曙町2丁目39−3 屋上階(10階 立川高島屋S.C)
TEL:0120-831-296