日本の桜で最も有名なソメイヨシノは1本の枝から増えたクローンだった!
ソメイヨシノは学校や公園などに多く植えられ「お花見のサクラ」として、私たちが1番よく目にする有名な日本の桜になります。
ソメイヨシノは1本の枝から増えたクローンだった!
ソメイヨシノは、江戸時代にエドヒガンとオオシマザクラと言う2種類の桜を交配することによって作られました。
「満開を迎える時に葉っぱがない」「花が大きい」その2つの桜のいいとこ取りをしたソメイヨシノは鑑賞用にはぴったりで多くの人に愛されています。
しかし、難点もありまして、実は自然に増えることができないのです。
いったいどうやって増えたのでしょうか?
それは、人の手で接ぎ木をしながら1本1本増やしていったのです。
接ぎ木はかなり簡単に言うと、2つの違った木の切断面をくっつけて1つの個体にすることです。
その方法で増やして、今ではその数なんと、100万本以上!!
そう思うと、桜を見る目が変わってきますね。
自然に増えないということは、植える人が、「その場所で桜を見たいな」もしくは、「ここに桜を植えたら先々誰かが喜んでくれるといいな。」と思って植えたんですよね。
ソメイヨシノはそういう誰かの想いがあって、その場所で咲いているんですね!
早くソメイヨシノが見たくなってきましたね!