こんにちは、十三在住のアラフィフライターです。

夏になると、スパイシーな料理が食べたくなりませんか？今回ご紹介するのは、私が長年カレーを食べに通っている「カフェ婆沙羅」です。

2000年北堀江にOPEN

堀江がおしゃれタウンへと変貌しつつあった2000年にオープン。木のぬくもりを感じる癒し系の空間で、店員さんたちのあふれるホスピタリティにより24年に渡って人気を保ち続けているカフェです。

場所は長堀鶴見緑地線・西大橋駅3号出口から徒歩2分、堀江公園から北へ徒歩7分ほど。長堀通の1本南側の通りで、心斎橋エリアからも徒歩圏内にあります。

看板は4日かけて仕込むカレー

「カフェ婆沙羅」の人気メニューといえば創業当時から追い足ししながら4日かけて仕上げるカレー。

淡路島から取り寄せる玉ねぎ10kgを毎日5～6時間かけて飴色になるまで炒め、そこに牛すじやトマトなどの野菜、フルーツを加えて煮込んでは寝かせ、煮込んでは寝かせを繰り返し、特製ブレンドのスパイスで仕上げています。

仕込みから完成までにかかる時間は100時間以上！これを24年間続けているなんて、とんでもない労力ですよね。あっぱれ。

最後に肉や野菜を濾しているので、固形物はゼロのコク旨スパイシーなルーが完成します。 辛さと甘さが交互にやってくる不思議なルーで、その隙間に酸味や苦味がほんのり感じられ、最後、舌に残るのは濃厚な旨み。とにかくクセになる味わいです。

カレーのラインナップはコチラ

・婆沙羅のカレー900円

・月見カレー1000円

・チーズカレー1000円

・月見チーズカレー1100円

・とんちーカレー1100円

・揚げ野菜カレー1100円

・カツカレー1100円

・Wカツカレー1400円

・えびフライカレー1100円

・コロ助（コロッケ）カレー1100円

私がこの日オーダーしたのは、とんちーカレーのプレート付き。とんちーは豚バラチャーシューに溶けるチーズをトッピングしたもの。チーズをまとったホロホロにやわらかいチャーシューを漆黒のルーに絡めながらいただくと、ルーに甘みと旨みが足され、さらにおいしくなります。

プラス200円で追加できるプレート（サラダ、バナナはちみつヨーグルト、オレンジ）はマスト。

サラダは千切りレタスにマヨ風味の自家製ドレッシングがしっかり絡まり、コク旨カレーのアクセントに。バナナ×はちみつ×ヨーグルトがカレーと相性抜群なのは言わずもがな。最後にフレッシュなオレンジをいただけば、口内がすっきりします。

カレーのアレンジメニューも多彩

店主が「カレー好きならぜひ食べて欲しい」とイチオシしていたのが、婆沙羅カレーよりあっさり仕上げた和風カレーを使った「石焼チーズおじや（1200円）」と、婆沙羅カレーにとんこつスープをブレンドした「旨カレーラーメン（1000円）」。指名買いする人続出の、常連に愛されているメニューだそうです。

また私が次に狙っているのがオムライス。ここに来るとメニュー表は見ず婆沙羅カレープレートを頼んでしまうので、この日まで気付かなかったのですが、オムライスはソースがケチャップ、カレールー、豆乳クリームソース、デミグラスの4種から好きな2種が選べるWソースという粋なサービスがあったんです。

「婆沙羅に来たらカレーが食べたい、けどオムライスも大好き。ただオムライスはケチャップ派」な私にとっては感動的なメニューなので、次回はこちらをオーダーしようと思います。

平日11～15時はドリンクサービスあり

平日11～15時はフードをオーダーするとコーヒーor紅茶を1杯サービスしてもらえます。（サンドイッチのみ対象外）。こういった、ちょっと嬉しいサービスも長きにわたり愛される理由じゃないかと思っています。

カレー以外のメニューも豊富

カレーの話ばかりしてしまいましたが「カフェ婆沙羅」は他にも人気メニューが多数。

旬の13品を盛り合わせた「月替わり御膳」、エビフライ、ハンバーグ、とんかつなどが盛り盛りの「洋食プレート」、自家製パフェ、あんみつなど幅広いラインナップなので、がっつり食事したいとき、小腹を満たしたいとき、コーヒーブレイクしたいとき、どんなシーンにもフィットしますよ。

北堀江が「かえる堂」、谷六が「うさぎ堂」

「カフェ婆沙羅」は2店舗あり、今回伺った北堀江の店は「かえる堂」、谷町六丁目にある2号店は「うさぎ堂」と名付けられています。

「うさぎ堂」には、おこさまランチ（1000円）もあります。エビフライ、ハンバーグ、ポテト、サラダ、ケチャップライスor白ごはん、オレンジジュース、おもちゃ付きで、なんと1000円。子連れなら、大阪メトロ谷町六丁目駅3号出口から徒歩2分にある「カフェ婆沙羅 うさぎ堂」に行ってみてくださいね。