【富士宮市】富士山本宮浅間神社から徒歩10分ほど。住宅街に鎮座する『城山富士浅間神社』
城山富士浅間神社。聞いたことはあるけど、何処にあるのか知らないと言う方も多いのではないでしょうか?
富士山本宮浅間大社から、徒歩で行ける場所にあるという事で、城山富士浅間神社を訪ねてみたいと思います。
城山富士浅間神社は富士山本宮浅間大社の社家である富士氏の奥義古伝を受けて大正時代に創立されたそうです。
推測ですが城山富士浅間神社の『富士』は富士山の富士ではなく、富士氏にちなんでいるのかもしれません。
御祭神は富士山本宮浅間大社と同じく木花佐久夜毘売命。御利益は厄難八方除、招福開運だそうです。
湧玉池を北へ向かうと道案内の看板があります。
看板の矢印に従い、右手に曲がると車が一台通れるくらいの細い路地になります。
路地を道なりに進むと、山神戸神幸橋という朱色の橋があります。橋を超してすぐ左側の民家の敷地内と思われる場所に、大きな看板と木製の鳥居が見えてきます。
住宅と隣接しているので入っていいのか一瞬迷いましたが、宮司家の方が声をかけて下さり、参拝することができました。
御朱印等をお願いする場合は通常本殿入口脇にあるインターホンを押すようですが、幸運にも入口で宮司家の方とお会いできたのでお願いしました。
御朱印は500円で、疫病退散で知られるアマビエ様のお守りを付けて下さいました。
境内右側に石祓いがあり、この白い陶器を石にぶつけて割ると厄払いや厄除けになるそうです。おみくじや石祓いの初穂料は賽銭箱に入れるそう。
素木造りで白い神前幕に覆われた拝殿内は凛とした空気に包まれていました。
分かりにくく、細い道路の為、車では行きにくいかもしれません。
本宮浅間大社から徒歩15分ほどの場所ですので、本宮浅間大社参拝時に、訪れてみてはいかがでしょうか?
城山浅間神社:静岡県富士宮市元城町26-13
アクセス:JR身延線 富士宮駅より徒歩18分