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【ランニングシューズ】知ってもらいたいシューズブランド3選!

牧野仁マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

|色々な特徴があるランニングシューズブランド

 ランニングシューズブランドは、アシックス、ミズノ。海外ではNike・アディダスなど多く存在します。HOKAONEONEやOnなど、10年以内の人気を伸ばすブランドも登場。今回は、まだまだ知られていない。ランニングシューズ3ブランド紹介します。

トポアスレチック
トポアスレチック

|踵とつま先はフラットな「トポアスレチック」

 最初は、「トポアスレチック」のランニングシューズは、裸足のような履き心地を追求している。踵とつま先のドロップと言う高低差が、初心者向けシューズの多くは10~12mm。しかし「トポアスレチック」は0・3・5mmとフラットで自然な走り心地を追求しつつ、クッション性も高く、前足部で着地する感覚を身体で覚えるにはもってこいのシューズです。ロード(アスファルト)を走るタイプだけでなく、トレイルランニング向けも展開しています。

カルフ
カルフ

|てこの原理で体重移動がスムーズ「カルフ」

 フィンランド発「カルフ」。最大の特徴はミッドソールの中央の逆三角形になっている「フルクラム」。てこの原理を生かし、体重移動をスムーズにしてくれます。脚で走るのではなく、身体の移動を体感できるので、ランニングフォームの修正や改善にも役立ちます。楽に前へ進むので、是非体感してもらいたいです。

ニュートンランニング
ニュートンランニング

|バネのある反応「ニュートンランニング」

 ラストは「ニュートンランニング」。反則シューズと個人的に呼んでいますが、前足部の突起が跳び箱の踏切板のように反発します。今流行りのカーボン内蔵シューズに引けを取らない感覚です。一方で中級者以上の向けのシューズでもあるので、脹脛などの怪我のリスクがある程、反発するので、しっかり脚を作った上で体感しましょう。

 今回は3ブランド紹介しましたが、それぞれ独特なシューズでありながら、走りの感覚も変わるので、これを機会に知ってもらい、是非体感し、興味を持ってもらえればと思います。

Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
 有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野

マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

楽に、楽しくを走るをモットーに、2006年Japanマラソンクラブを立ち上げ、旅RUNなどをプロデュース、NHKBS「ラン×スマ」などテレビ出演や著書「楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)」著書多数

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