【岐阜】SNS映え間違いなし!「下呂温泉」で“湯めぐりグルメぐり旅”を満喫!
長い冬も終わり、いよいよ旅行シーズンの到来。普段の疲れを癒しに“湯めぐり旅行”へ出掛けてみませんか? 今回は日本の三名泉の1つとして知られる岐阜県の下呂温泉のお宿やグルメスポットを紹介します。
下呂市観光交流センター 〈湯めぐり館〉
下呂温泉は初めてでどこを回ろうか迷ってしまいそうな時は、下呂市の観光交流センターの〈湯めぐり館〉に立ち寄ることをお勧めします。
同館の「観光案内コーナー」には、下呂温泉をはじめとする市内5地域の観光地やグルメなどのチラシやリーフレットがたくさん並んでいます。
また、下呂温泉の手形加盟旅館のみ使用できる「湯めぐり手形」(1,500円)を販売。購入すると加盟旅館の中から3か所選んで湯めぐりを楽しむことができます。
周辺の宿の立ち寄り湯の料金が大体1,000円くらいするので、3か所巡れればお得になります。
〈湯めぐり館〉の近くの「ふれあい広場」は、湯めぐりの記念撮影にピッタリなフォトスポットです。
〈下呂市観光交流センター 湯めぐり館〉
◾️岐阜県下呂市森1075-1
◾️0576-20-4146
◾️9:00~17:30
◾️定休日なし
◾️公式サイト
地元の人に愛されている共同浴場〈白鷺乃湯〉
大正15年から続く温泉施設〈白鷺乃湯〉は、地元の人も利用する人気の温泉です。飛騨川が一望できる檜風呂は、高い天井と大きな窓で開放的な雰囲気。
休憩所や足湯もあり、ローカルな雰囲気を楽しみたい人に最適。
〈白鷺乃湯〉
◾️岐阜県下呂市湯之島856-1
◾️0576-25-2462
◾️10:00〜21:00(入場は20:15まで)
◾️水休
◾️公式サイト
老舗旅館の〈下呂温泉 小川屋〉で温泉&グルメ三昧!
昭和24年創業の〈下呂温泉 小川屋〉は、3か所5種類の温泉と9つの貸切風呂が楽しめる温泉宿。本館、景観荘、抱月荘、別館ゆらぎ、4つの建物で構成されています。
【バラエティ豊かな15の部屋タイプから選べる】
特別な空間で下呂温泉が堪能できる温泉付き客室や、2人だけでコンパクトに泊まれる部屋、お食事、温泉がメインのリーズナブルな部屋、お値段重視のリーズナブルな客室、団体で賑やかに過ごせる大部屋など幅広い部屋タイプから選べます。
【3か所5種類の温泉と9つの貸切風呂など館内で湯めぐりが楽しめる】
千年以上の歴史を持つ下呂温泉。泉質は、アルカリ性単温泉。無色透明、ほのかな温泉の香りとまろやかな手触りのお湯は、お肌に優しく絹のようにスベスベお肌に。
「畳文化」を「温泉」と融合した、小川屋独自の「畳風呂」大浴場。
情緒豊かな「薬師の湯」は、夜はとても雅やか。幻想的な雰囲気のなかで温泉が楽しめます。
飛騨川から吹く風が心地よい「河鹿の湯」は、野鳥の鳴き声や木々のざわめきを聴きながら手足を伸ばして温泉に浸かれます。
先ほど紹介した「湯めぐり手形」を使うと、ビジターで女性は“白鷺の湯、白妙の湯”、男性は“薬師の湯、河鹿の湯”が楽しめますが、宿泊者は時間帯により男湯と女湯が入れ替わるため、全てのお風呂が楽しめます。
温泉スパ「汕-SEN-」は、宿泊者のみ利用できる大浴場です。
浴場の一部に人工炭酸泉を採用。炭酸ガスが溶けた温泉は、別名「ラムネのお風呂」ともいわれ、シュワシュワと弾ける手触りが心地いい。
血行促進や皮膚代謝の促進により美肌効果があり、乾燥しやすい季節もしっとりとしたお肌が保てます。
貸切風呂は9つのタイプから選べ、家族やカップルでゆったりと利用できます。(要予約、有料)
【岐阜県の郷土料理が楽しめる夕食と朝食】
食事は和食の料理人として研鑽を積んだ料理長が四季折々の地元食材を吟味し、素材本来の美味しさを生かした調理法で提供。
もっと飛騨牛を堪能したい方には、飛騨牛石焼や飛騨牛ローストビーフなどのオーダーメニューもあり。
ふんわり焼かれた卵焼きや地元で採れた野菜のサラダ、なめらかな手作り豆腐などの他に、わらび餅や飛騨牛乳を使用したプリンなどのデザートも充実。
朝食バイキングで人気のメニューは、総料理長監修の「飛騨牛カレー」。
飛騨牛入りのカレーが朝から味わえるなんてとっても贅沢。
お籠もりステイなら、チェックインからアウトまで外に出なくても湯めぐりやご当地グルメが楽しめる〈下呂温泉 小川屋〉がおすすめ。
〈下呂温泉 小川屋〉
◾️岐阜県下呂市湯之島570
◾️0576-25-2118
◾️日帰り湯
【月曜・金曜】 12:00〜19:00(受付締切18:00)
【火曜・水曜・木曜】 13:00〜19:00(受付締切18:00)
【土曜・日曜・祝日】 12:00〜15:00(受付締切14:00)
※貸切風呂は予約制。公式HPよりインターネット予約可能。
◾️公式サイト
郷愁漂う〈下呂温泉 合掌村〉でさるぼぼ作りにチャレンジ!
白川郷などから移築した10棟の合掌家屋集落で、日本の原風景を再現した合掌の里です。
村内は「合掌の里」と「歳時記の森」の2つのゾーンで構成され、飛騨地方の文化を紹介した展示物を見て回れます。
常設の体験施設では、ろくろ体験や陶器の絵付けの他に飛騨の民芸品である“さるぼぼ”作りも楽しめます。
所要時間は約15分。大切な人へのお土産に“さるぼぼ”を作ってみてはいかが?
〈下呂温泉 合掌村〉
◾️岐阜県下呂市森2369
◾️0576-25-2239
◾️8:30~17:00
◾️年中無休
◾️公式サイト
温泉街の娯楽の定番といえば「射的」
温泉街での娯楽タイムといえば「射的」。〈テルマエ射的〉は、ポップなデザインの店内で昔ながらの射的が楽しめます。
的(まと)は個性的なラバーダッグ! 商品は高級牛肉やプリン、オリジナルグッズなど、どれも素敵なものばかり。 旅の思い出にゲットしてみてはいかが?
下呂の温泉街の食べ歩きスポットおすすめ5選
下呂のまちの中心地には、さまざまなグルメスポットが点在しています。
中でも下呂ならではのユニークなグルメをまとめました。
【〈宴蔵〉の「トマト丼」】
「鶏ちゃん」や「朴葉味噌焼き」などの郷土料理を提供している〈宴蔵〉では、下呂のご当地グルメ「飛騨牛のトマト丼」(1,815円)が味わえます。
極上の飛騨牛を甘辛のタレとトマトを加えて炒め、さらにフレッシュなトマトと温玉をトッピングした丼ぶりは、ちょっぴり洋風な味わいで、タバスコとの相性も抜群!
〈宴蔵〉
◾️岐阜県下呂市森971-39
◾️0576-24-2883
◾️11:00~21:00(LO 20:30)
◾️火曜休
◾️公式サイト
【老舗精肉店〈湯島庵〉の「肉寿司」】
A5ランク飛騨牛を一頭買いする、地元で人気の精肉店の系列店。肉のプロが選んだ上質な飛騨牛の霜降り肉と、肉の味が濃い赤身を乗せた肉寿司が絶品!
そのほかに、下呂で飼育されている希少な豚肉「飛騨なっとく豚(とん)」を使用した肉寿司もあり。お皿の代わりにえびせんに乗っているので、食べ歩きをしてもゴミが出ないところもよい。
〈湯島庵〉
◾️岐阜県下呂市湯之島845
◾️0576-25-6226
◾️10:00〜17:00 ※飛騨牛炙り寿司が無くなり次第終了
◾️水休(臨時休業あり)
◾️公式サイト
【〈ゲロゲロバタースタンド〉の「焼きおにぎり」】
黄色の外観がインパクト強めの〈ゲロゲロバタースタンド〉は、自家製のバターを使用した「焼きおにぎり」と、「バターサンド」が自慢のお店。
下呂牛乳を使った手作りバターは、濃厚だけど後味さっぱり。上質なバターなので食後に胸焼けしませんでした。
風呂桶の形のカップに、温泉に浸かっているカエルのピックがキュート!
牛のオブジェと一緒に入るバターミルクの足湯にも注目。
〈ゲロゲロバターサンド〉
◾️岐阜県下呂市湯之島571-2
◾️0576-74-1616
◾️10:00~17:00(変動有)
◾️不定休
◾️公式サイト
【SNS映え間違いなし!〈ゆあみ屋〉のオリジナルスイーツ】
〈ゆあみ屋〉は温泉にまつわるコスメやお土産品の販売のほか、足湯に浸かりながら、お店自慢のオリジナルスイーツを味わえるお店です。
店先の桶でちょうどいい温度に温められた「ほんわかプリン」(400円)は、甘さとコクが引き立ち、トロリとした食感が楽しめます。
「温玉ソフト」(470円)や「下呂プリンソフト」(490円)などのひんやりメニューも販売。SNS映えするフォトスポットも人気だそう。
〈ゆあみ屋〉
◾️岐阜県下呂市湯之島801番地2
◾️9:30~18:00(変動有)
◾️不定休
◾️公式サイト
【レトロで可愛いフォトスポットも!素材にこだわった〈下呂プリン〉】
下呂の「ゲロ」からカエルをイメージしたキャラクターが目印の〈下呂プリン〉は、連日行列ができるほどの人気店です。
国産の牛乳や卵はもちろん、1キロ12万円前後する高級なマダガスカル産「天然バニラビーンズ」をたっぷり使用。定番のプリンのほかに、季節限定のプリンがショーケースにずらりと並んでいます。
一口食べるとその味わい深さに感動。店内にある温泉をイメージしたフォトスポットも人気です。
自慢のプリンにソフトクリームをたっぷりのせた「プリンソフト」(600円)は、プレミアムな味わいのソフトクリームとなめらかなプリンがマッチ。
プリンのほかにも、クリームソーダ(600円)などの食べ歩きメニューもあります。
〈下呂プリン〉
◾️岐阜県下呂市湯之島545−1
◾️0576-74-1771
◾️10:00~17:00
◾️水休(不定休有)
◾️公式サイト
温泉街を中心に、徒歩でコンパクトに巡れる観光スポットを紹介しました。
家族や友だちなど気の置けない仲間との旅行はもちろん、カップルや女子旅にもピッタリなスポットで温泉やご当地グルメを心ゆくまで楽しんでみてはいかが?
取材協力:〈岐阜県下呂市〉