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【伊勢崎市】10/26〜まちの魅力再発見。イベント盛りだくさんの「伊勢崎まちなか文化祭」始まります!

ほのすけ地域ニュースサイト号外NETライター(伊勢崎市)

伊勢崎のまちなかをステージに、2024年10月26日(土)から11月10日(日)まで、「伊勢崎まちなか文化祭」が開催されます!

提供:伊勢崎まちなか文化祭実行委員会さま
提供:伊勢崎まちなか文化祭実行委員会さま

第4回となる今年のテーマは「輪・ワ!・わぁ!」。3つの「WA」をテーマに、まちなかの各所で行われるお店や会社の「縁の品」の展示や、各エリアにて開催される個性あふれる数々のイベントに注目です。

開催にあたって、本イベントの事務局でもある伊勢崎市三光町の「相川考古館」さんにてお話を伺ってきました。可愛らしいポスターも貼られ、まちなか文化祭お絵描きコンテスト「懐かしの写生大会!」の受付がスタートしていました。

提供:伊勢崎まちなか文化祭実行委員会さま
提供:伊勢崎まちなか文化祭実行委員会さま

伊勢崎まちなか文化祭は、一言で表現すると「大人の学祭」。伊勢崎の地名の由来となった地域、産業の発展の根幹となる場所「城(陣屋)と城下町」をキャンパスと捉えて、城(陣屋)のあった「曲輪町」、城下町のメインにあたる「本町」、染物が盛んだった「大手町」、河川水運で栄えた「三光町」、明治から繁華街として栄える「緑町」の5つのエリアにて、各々が各々の形で自由に発表し、体験し、楽しむことのできる、出会いと発見がたくさんの、学祭のようなお祭りとなっています。

写真提供:伊勢崎まちなか文化祭実行委員会さま
写真提供:伊勢崎まちなか文化祭実行委員会さま

かつて城下町だったこともあり、まちなかには創業100年を超える商店が多く、なんと中には創業300年を超えるお店もあるのだとか! そんなまちの歴史やお店の歴史を、街歩きをしながら楽しむことのできるこのイベント。

第3回開催時の小冊子より
第3回開催時の小冊子より

開催期間中は各エリアにて、イベントや展示がたくさん予定されています。もちろん大人だけでなく、小さなお子さんも一緒に楽しめるイベントもありますよ。場所や日時などの詳細は、関連各所にあるチラシやポスター、公式Instagramを確認してみてください。また開催期間中には、まちやお店の魅力がこれでもかと詰まった小冊子が無料配布されます。小冊子を片手にまちを歩けば、新しい発見や出会いがあること間違いなし! ぜひゲットしてみてくださいね。

ここでイベントの一部をご紹介。曲輪町にある「赤石楽舎」では、「旧時報鐘楼」の扉が開き、中の構造を見学できる特別開扉が行われます。この扉が開くのは年に一度。普段目にすることのできない内部を見ることのできる、貴重な体験です。

相川考古館さまにて撮影 郷土かるたの一部
相川考古館さまにて撮影 郷土かるたの一部

郷土かるたを楽しむ会主催の「伊勢崎かるた大会」も同日開催。記念すべき第1回目の開催となりますので、旧時報鐘楼の特別開扉と合わせて、お子さんやお孫さんとお出かけしてみるのも素敵ですね。

写真提供:伊勢崎まちなか文化祭実行委員会さま
写真提供:伊勢崎まちなか文化祭実行委員会さま

さてこちらは前回開催時の様子です。大正末期開業の「緖和里家(おわりや)」さんでは、ご店主が国鉄現役時代に使用していた、昔懐かしい改札パンチによる切符切り体験が行われ、「にこにこ本線 緒和里家から幸福ゆき 笑いと和やか経由」の切符にも注目が集まりました。高崎駅の自動改札化により、役目を終えた改札パンチ25番。鉄道ファンはもちろん、訪れた方みんなの心が温まる体験になったのではないでしょうか。

写真提供:伊勢崎まちなか文化祭実行委員会さま
写真提供:伊勢崎まちなか文化祭実行委員会さま

こちらは機織り体験の様子です。昔の伊勢崎市では数多くみられたという機織りの風景。現代ではなかなか触れる機会のない機織り体験は、学生さんたちにも人気があったそうです。

伊勢崎まちなか文化祭が開催されるより前にも、街歩きや、相川考古館・伊勢崎図書館の共同企画など、さまざまなイベントが開催されたものの、車社会の群馬県ということもあり、なかなか思うような街歩きの風景にならなかったこともあったのだとか。

第3回開催時の小冊子より
第3回開催時の小冊子より

「点と点」ではなく「面=キャンパス」としてまちを捉え、市外の人たちもエリア内で思い思いの活動ができる、学生時代の学祭のような「文化祭」として楽しめるお祭りがあってもいいのではないか、だったら11月3日の文化の日付近に開催したいねと、イベント開催のきっかけもお話いただき、伝統ある「いせさきまつり」を体育会系の体育祭と考えたら、しずかに楽しむ「文化祭」もあったらいいよね、そんな裏話に心が弾みました。

前回参加された方の声を聞くと、「何十年と伊勢崎に住んでいるけどまちなかに行くことがなかった」という方も少なくなかったそうで、まだまだ知らない地元の歴史と魅力に触れることのできる、素敵な機会になるのではないでしょうか。普段は車で通り過ぎてしまう場所も、小冊子を手に街を歩けば、ふと足を止めたくなる出会いがきっとあるはず。貴重なお話をしてくださった伊勢崎まちなか文化祭実行委員会の皆さま、ありがとうございました!

また相川考古館さんでは、伊勢崎商業高等学校出身の人気漫画家あらゐけいいち氏の作品『日常』に触れる、素敵な展示やスタンプも用意されています。コラボ企画の地図には載っていませんが、「伊勢崎の日常」のお話を聞くことのできる隠れスポットとなっています。日常ファンの皆さんは、ぜひ足を運んでみてくださいね。

さらに今年は、開催期間前日の10月25日(金)に、前夜祭(オープニングセレモニー)も開催されます。場所は伊勢崎駅前広場、時間は19時から20時30分までとなっています。まちの魅力あふれるイベントに、ぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか!

▼伊勢崎まちなか文化祭詳細

開催期間 2024年10月26日(土)〜11月10日(日)

開催場所・時間 イベント・店舗による

・前夜祭(オープニングセレモニー)

開催日  2024年10月25日(金)

開催時間 19:00~20:30

開催場所 伊勢崎駅南口前・駅前広場

▷公式Instagram

▼相川考古館(事務局)はこちら

〒372-0046

群馬県伊勢崎市三光町6-10

地域ニュースサイト号外NETライター(伊勢崎市)

自然豊かでまちのみんなが温かい群馬県が大好き!料理、ドライブ、果物が大好きな2児の母です。2024年2月より【地域ニュースサイト号外NET伊勢崎市】のライター、2024年4月より【Yahoo!ニュース】地域クリエイター伊勢崎市担当。伊勢崎市の情報・魅力をお伝えしていきます!

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