ここのところ何度かお伝えしていた「イオンタウン平野専門店街」（大阪市平野区）が20日午後6時をもって閉館し、19年間の歴史に幕を閉じました。隣接するマックスバリュ平野駅前店は31日まで営業するそうです。

20日午後6時前に同専門店街へ行くと、私も含めてですが、多くの人が手持ちのスマホで撮影する光景が多数見られました。

2004年からJR大和路線の平野駅前で親しまれてきた場所だけあって、思い入れのある方も多いのでしょう。

同専門店街南側（JR平野駅側）を入ると、未来屋書店やASBeefam.がありますが、もうお店の棚は「すっからかん」の状態になっていました。

しかし、最後まで営業されていました。何度もこちらで綴らせていただいた珈琲館平野店やニトリ平野店も最後までされていました。

ケンタッキー フライドチキン イオンタウン平野店は、最後までお客さんが並んでいたのが印象です。

もう私が駆けつけた時は、2階へ上がるエスカレーターは止まっていたので、サイゼリヤやダイソー、パレットの状況はわかりませんでしたが、一気に下りのエスカレーターはいっぱいになっていたので、最後まで多くの人が買い物をしていたと思われます。

そして、20日午後6時になると、マックスバリュ平野駅前店との境目にある大きなシャッターが閉じられました。

けっこう多くの買い物客のみなさんがシャッターの前に集まって、シャッターの閉まる様子を見守っていました。シャッターの向こうには、同専門店街の方やイオンの社員さんや店の方々が横に並び、集まった買い物客のみなさんに向かって一礼されていました。

買い物客のみなさんも、手を振って返したり、なにかいい光景でした。そして、シャッターが閉まると、自然とお客さんから拍手が沸き起こっていました（その様子は上記の動画でご確認ください）。

この光景を見て、なんか、愛された場所だったんだなあと思いました。イオンタウン平野専門店街のみなさま、長い間お世話になりました。ありがとうございました。