洗濯機の洗剤柔軟剤の自動投入は実際どうなの?
最近の洗濯機には標準で搭載されている「液体洗剤柔軟剤の自動投入機能」。ここ数年でどの洗濯機にも搭載されるようになった人気の機能ですが、実際に使ってみると一体どんな魅力があるのか。
今回は洗剤柔軟剤自動投入についてご紹介していきます。
自動投入とは
自動投入機能は本体に搭載された液体洗剤と柔軟剤のタンクに、あらかじめ洗剤柔軟剤を入れておくことで、洗濯時に自動で洗濯槽に投入してくれる機能です。
数年前にドラム式洗濯機に搭載されてから、瞬く間に通常の洗濯機にまで搭載された機能で、今となっては多くの機種に搭載されています。
自動投入のメリット
自動でなんか入れてもらわなくても、自分で入れられるわ!と思う方も多いと思いますが、自動投入機能には意外なメリットがたくさんあります。
ここでは自動投入のメリットを紹介いたします。
計量と投入の手間が省ける
洗濯洗剤は洗濯する衣類の量(に合わせた水の量)によって投入すべき量が変わります。
なんとなくで入れている人も多いと思いますが、自動投入付きの機種だと最適な量を自動で計って投入してくれます。
洗濯時の水量を確認し、「30Lあたり10ml」などの表示を確認しつつ計量して、洗剤と柔軟剤をそれぞれ投入する
という一連の流れが全て必要なくなります。
自動投入機能がついている場合は、洗濯機のスタートボタンを押せばあとは自動です。一度使ってみると洗濯するのがかなりラクになると実感できます。
ボトルを置かなくていい
洗剤柔軟剤は洗濯機のタンク内に入っているため、ボトル自体が不要になります。今までボトルを置いていた分のスペースは別なものを置くことができます。
洗剤や柔軟剤は粘度の高いので、いつの間にかボトルがベタベタになっていたり、置き場所が汚れてしまったりしますが、そんな悩みもなくなります!
カビの抑制
洗濯槽のカビは誰もが悩む部分だと思います。実はそのカビの原因は流しきれなかった洗剤カスです。流しきれない理由はもちろん入れすぎです。
衣類をきれいにしたいあまり、洗剤を入れすぎてしまうと洗濯槽のカビになるという負の循環となります。
自動投入ははじめに使用する洗剤に適した投入量を設定しておくことで、入れ過ぎてしまうことがありません。カビのリスクも防いで、しっかり衣類も洗ってくれるというわけです。
黒ずみの抑制
衣類の黒ずみが気になるという意見をよく耳にします。特にドラム式洗濯機を利用している人が「ドラム式洗濯機に買い替えたら衣類が黒ずんで汚れ落ちが悪い」、「衣類が黒っぽくなってカビなんじゃないか」とタオルなどを短期間で交換したりと黒ずみに悩んでいる人は多いようです。
その原因は柔軟剤の入れすぎです。
ドラム式洗濯機は縦型洗濯機よりも使用する水が少ないため、買い替えたばかりの人は同じ感覚で洗剤柔軟剤を入れてしまって、必然的に入れ過ぎている状態になります。
自動投入機能がついていれば、そのような心配はなく、衣類の黒ずみの原因となる入れすぎを防いでくれます。
実際に使ってみよう
ということで今回は、東芝の洗濯機AW-10DP3という機種を購入したので実際に使用してみたいと思います。
まずはタンクに洗剤柔軟剤を入れておきます。
洗濯の際は電源を入れて「スタート」ボタンを押すだけ!終わり!
あとは洗濯機が自動で計量、投入してくれます。
ボトルを捨てれた
まず第一にボトルが捨てられた点が大きいところです。
洗面所は限られたスペースに洗濯グッズやお風呂グッズなどたくさんのものを収納しなくてはならないですが、洗剤と柔軟剤のボトルが無くなっただけでスッキリします。
洗濯のハードルが下がった
洗剤を計量することを手間だと思ったことは、正直ありませんでした。これは多くの人が思っているのではないでしょうか。
そんなことくらい自分でやると。
しかしこれが、やらなくなると途端に面倒になります。
今となっては計量できない体になってしまった!という感じで、やらないことが普通になるとかなりラクに感じるのです。
それがないおかげで、洗濯するハードルがかなり下がり、洗濯する回数が増えました!もちろん洗濯機自体が変わってテンションが上がっている部分もあると思いますが、洗剤を計らない分サッと洗濯を始められるのです。
ということで今回は洗剤柔軟剤の自動投入機能について紹介してみました。やはりここ数年で一気に普及した機能だけあってかなり便利でした!
気になっている方はぜひ使ってみてください!