【いわき市】小名浜で見つけた美味しすぎる「たい焼き」。その味わいはまさに「食ってみな、飛ぶぞ!」
どうも、いわきのグルメを追い求める保険屋 SMILE AGAIN です。
古くからの港町として知られるいわき市小名浜。
今回はここ小名浜に、今まで食べた中でもNo.1に美味しいと思う「たい焼き」を求めてやってきました。
そんな魅力的な「たい焼き」があるお店は「香味撰 ばんしん」さん。
今でもお茶の葉などを取り扱う”お茶屋さん”がメインですが、お店の一角で「たい焼き」も焼いています。
清楚な感じの外見から一歩お店に足を踏み入れれば、そこにはセンスのいい焼物たちが一斉に明るい表情でお出迎えしてくれるでしょう。
店内の明るく穏やかな雰囲気は、きっと誰もが気に入っていただけるはず。
色とりどりのカップや茶器を眺めているのもじつに楽しいですが、今回のお目当ては「たい焼き」。
まずは「たい焼き」を注文してみましょう。
見たところ、だいぶ売れてしまったようなので、ちょっと焼いていただきました。
お願いしたのは「小倉」と「クリーム」。
ほかにも「ビーフカレー」や「ハムチーズ」など見慣れないラインナップもありますが、今回はスタンダードな「小倉」と「クリーム」を焼いていただきます。
焼き上がるまで、しばし店内を彩る色鮮やかな焼物たちに見惚れてみましょう。
数分後、焼き上がった「たい焼き」がこちら。
一見すると何の変哲もない一般的な「たい焼き」に見えるかもしれません。
ただこれが、食べた人にしかわからない驚愕の美味しさを秘めているのです。
まずは「小倉」から。
見た目はいわゆる昔ながらの”普通のたい焼き”。
粒あんらしい小豆の粒が少し残った食感と、マッタリとした小豆の風味が存分に味わえます。
ただ、それよりももっと特徴的なのが一口目。
食べると一瞬、
「何、このたい焼き!」
と思うくらい「たい焼き」のイメージを変えるような味わいが、口の中いっぱいに満ち溢れてきます。
その美味しさの正体は”粒あん”
この粒あん、作り立てのような爽やかな甘さとスッキリとした後味で、かなりの好印象をもたらしてくれました。
それくらい「たい焼き」としてはちょっと味わったことのない、格別の粒あんの風味を味わえるのが「小倉」の特徴です。
そして、お気に入りの「クリーム」にいってみましょう。
たぶんこちらの「クリーム」も、初めて食べた方はちょっとビックリすると思いますよ。
この「クリーム」自体も、なかなか味わったことのない独特な味わいですから。
通常の「たい焼き」でよく見かけるカスタードクリームや、ケーキのホイップクリームや生クリーム類とはまったく別物の感じがします。
何というか、「バニラクリーム」のような「バタークリーム」のような特殊な味わいですが、これがまたこの「たい焼き」にはベストマッチ。
しかも「小倉」の粒あん同様、味わいが甘すぎず重たすぎず。
爽やか風味で後味スッキリ。
そこにパリッと焼き上がった薄めの表面生地が、しっとりなめらかな”粒あん”や”クリーム”と絶妙に絡んで、特別な美味しさのコラボレーションを生み出しています。
見た目は「たい焼き」
中身は「上品な和菓子やスイーツ」のような味わい
そして食べれば、何とも心地よい瞬間がやってきます。
そんな枠を飛び出したかのような「香味撰 ばんしん」さんの「たい焼き」。
もしまだ「香味撰 ばんしん」さんの「たい焼き」をご存知なければ、ぜひ一度ご賞味を。
「食ってみな、飛ぶぞ!」
確かにそんな感じがします。
「香味撰 ばんしん」
住所:福島県いわき市小名浜愛宕町5-11
営業時間:10:00~18:00
電話番号:0246-92-3141
定休日:火曜日