バラの季節は春と秋。GW突入の今、春バラが見ごろを迎えています。市川市民の憩いの場所であり、屈指のバラ園を抱える里見公園。

市川市内のバラの名園といえば、里見公園、大町自然散策園などがあり、市の花バラが大切に育てられています。

里見公園のバラ園は、中心にある噴水を取り囲むように整備されているのが特徴。それぞれ満開の時期が異なるためしばらく楽しめる色彩の祭典。

バラには大きくつる型と木立型にわかれます。何かに巻き付くように上の伸びてゆくのがつるバラで、まだ少し先ですが形作られたアーチのバラが見事です。

噴水を取り囲む木立型には大輪系が多く。

赤と黄色が情熱的な「チャールストン」や黄色が鮮やかな「金連歩」など。

一方でやさしいアンティークな佇まい「コティヨン」。

などなど、バラは世界各国に愛好家がいるためそのネーミングが秀逸なことも特徴で、それぞれ札に名前と解説があるのでとても楽しいですよ。

そこで自分のお気に入りを見つけるたのしさがバラ鑑賞のだいご味。中には「結愛（ゆあ）」などもあり、市川の結愛さんは必見。

公園はこの時期、特に雨上がりにはみどりの木々の醸し出す森林特有の空気と香りを楽しみに。

【里見公園】
住所：市川市国府台3-9
駐車場：あり（無料、8：00～17：00）