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チャージ残高にボーナスが付くIDAREのスマート積立アプリが誕生 把握しておく注意点は?

しょうこちゃんポイント投資家

Visaプリペイドカードと送金のサービス行っているIDARE(運営会社Fivot)が同社提供サービスを「スマート積立アプリ」と謳いリニューアルしました。

Visaプリペイドカードへの残高チャージ&利用という決済サービスだけでなく、事前にチャージをして残高を積み立てをして保有することで年率換算で2%相当のボーナスがもらえるという貯金的な要素が得られる金融サービスとなっています。

少しわかりにくいサービスですが、うまく使うこともできたら面白そうです。

IDAREの特徴のまとめ

  • Visaプリペイドサービス(チャージして決済できる)
  • 残高は出金はできず決済または送金が可能
  • 決済額に対してではなく”残高”に対してボーナスが年率2%のボーナスが付く

こうした特徴があります。

チャージをした残高に2%のボーナスが付く金利・利息的な特徴

他のチャージ系のプリペイドサービスと一線を画しているのはチャージして保有している残高に対して金利・利息のような還元が得られるということですね。

決済時に○○%還元というような瞬間的な還元ではなく残高に対して還元が付くという継続的な還元がある点が特徴です。平均残高の年率2%ということで昨今の超低金利の預金などと比較すると高いリターンが得られます。

残高は最高100万円まで入れておけますので、最大で2万円のボーナスが得られるということになりますね。とはいえ、全く注意点がないわけではありません。

IDAREの問題点、注意点

IDAREのポイント還元の特性を活かすためには100万円満額とは言わなくてもある程度のまとまった残高を入れておく必要があります。その上、1回入れておけばよいというものではなく、一定期間預けておくことで真価を発揮するわけです。

そのため、以下のような問題を考えておく必要があります。

  • IDAREに万が一があれば残高が必ずしも補償されるわけではない(銀行預金ではない)
  • 不正利用等の補償が弱い
  • IDAREにチャージした残高は出金することができない

IDAREに万が一があれば残高が必ずしも補償されるわけではない(銀行預金ではない)

銀行預金の預金保険のような仕組みがあるわけではありません。同社が破綻した場合には残高の一部が戻ってこない可能性があります。

不正利用等の補償が弱い

ブランドプリペイドカード全般に言えることですが、カード(残高)が万が一不正利用された際の補償が弱いです。プリペイドの利点は最大被害が残高までという点であるのですがIDAREの場合はまとまって金額をチャージすると、最大被害額が大きくなるリスクがあります。

IDAREにチャージした残高は出金することができない

最後に、プリペイドカードの残高は現金ではありません。使える用途はカード決済ができる範囲に限られます。そのため、残高の出口も考えておく必要があります。

と、まあこんな感じで注意するべき点は多少ありますが、面白いサービスであることは間違いないです。私もとりあえずリアルカードは申込ましたし、毎月1万円くらいはチャージしていきながらIDAREを活用していきたいと思います

運用額やチャージ方法など私が考えるIDAREのより詳しい利用法については「 IDARE カード積立で2%のボーナスポイントが貯まるスマート積立アプリの運用最適解」の記事でちょっとマニアックにまとめています。IDARE使ってみたいと思った方はぜひご一読くださいませ。

筆者について
しょうこちゃん@ポイント投資家
ポイ活と投資を組み合わせたポイ活投資を実践しているポイント投資家。キャッシュレスやポイントを活用することで証券会社、銀行を活用して資産運用や資産形成をより効率的に行っています。ポイントを利用したお得な貯金や投資術などを実際に自分自身で試しながら日々研究しています。

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