ゲオの耳を塞がないTWSイヤフォンの実機レビュー!
ゲオの耳を塞がないTWSイヤフォンの実機レビュー。
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外観など
ゲオのイヤーカフ型TWSイヤフォンをゲットしました。キャンペーンで3割引でしたし。
画像引用:https://geo-online.co.jp/campaign/special/other/geoselection/earphones/grtop-owsj2305.html
他社の同タイプの製品と概ね同じようなカタチをしています。
ちょっと面白いのはケースでイヤーカフ型の形状を活かすように、ケースの外側に「装着」するイメージで格納します。
また充電時などにはぼんやりと3色でイルミネーションが灯ります。結構おしゃれ。
内側に入るピースに音を放射する穴が空いています。
装着状態だとこんな感じ。
結構目立ちます。
実際の使いごこち
では、このイヤフォンの実際の使いごこちをチェックしていきます。
装着感
このイヤフォンは「イヤーカフ型」と呼ばれるタイプで耳を挟み込むように装着します。耳の内側にはめ込むとか耳穴に差し込むような従来のイヤフォンとは、全く違う使い方をします。
挟み込むことで固定しますので、誰が使っても安定しやすいのも特徴の1つです。その代わり挟む圧が強すぎると耳が痛くなる可能性はあります。この製品はその辺りの調整度合いが上手で、安定してかつ不快感がない使いごこちです。
また、装着位置や角度などの自由度はかなり高いです。このため多くのユーザーがちょうどいい付け方を見つけられるでしょう。
音質
耳を塞がないイヤフォンは構造上どうしても低音が出にくい特性があります。
このゲオの製品もその例に漏れず、重低音どころか低音が満足に出ません。100Hz以下ぐらいの音はスカスカと言ってもいいぐらい。ですが、これは上で書いた通りこのタイプの製品共通の弱点なのです。どこの製品を使っても、まずここはクリア出来ません。
この弱点を除外して考えると、音のバランスは思いの外良好です。やや高音が強めですが、癖が少ない音ですね。
ボーカルは若干ハスキーな感じになります。全体的に音がわずかにかすれる感じ。また、ボリュームを上げると音が割れるように音質が落ちるようです。アンプの限界かもしれません。歪みが出ている気がします。
耳穴を塞がない構造な分、実際に感じるボリュームは小さめになります。このためアンプがちょっと無理をする形になるのでしょう。
上のようないくつかの弱点があるにはあるのですが、トータルの音質は価格を考えるとよく頑張っていると思います。こもらない開放感がある音です。
使い方のコツ
使い方の工夫としては、イヤフォンの音を放射する穴の向きを耳穴に上手く合わせるのが1つのカギになるかもしれません。また、挟み込む位置を工夫して耳穴に近づけると少し低音が出やすくなる感じです。
それとボリュームは上げすぎないこと。あくまでも「BGM用」と割り切って、多少低めのボリュームで楽しむのがいいかもしれません。