釣り初心者が見逃しがち!経験者が語る「もったいない瞬間」とは?
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釣り初心者の方の多くは、実際に釣りをやってみると「思っていたよりも魚が釣れなくて難しい」と感じているのではないでしょうか?
ですが実は、釣りの経験者から見ると初心者の方に対して「あぁ、もったいない」と感じる瞬間がよくあります。
そこで今回は、そんな釣り初心者の方に対して経験者の方が「もったいないと感じる瞬間
」を3つ紹介します。
その① いきなり岸際に立つ
一つ目が、いきなり岸際に立つことです。
釣りの経験が浅い方だと足元に魚がいるか覗いてみたり、より遠くに仕掛けやルアーを飛ばしたかったりと、不用意に岸際に立つことがよくありますが、これは非常にもったいない行為。
というのも、実は岸際は魚にとって絶好のスポットで
陸から落ちてきたミミズや岸壁に張り付いているカニなどの餌を探していたり、岸を利用して小魚を追い詰めて捕食したりと、岸際はクロダイやスズキ、ブラックバスといった大きめの魚が近くにいることが多いんです。
大きな魚は特に警戒心が強いので、不用意に岸際に近寄ると足音や人の影などで逃げてしまいます。
そのため、釣り場に付いたらすぐに岸際に立たずに岸から5mくらい離れたところに立ち、エサやルアーを投げ始めると、足元の魚を釣りやすくなります。
一度、足元に潜む魚を釣り上げれば、岸際の重要性を実感できると思うのでぜひ試してみて下さい。
その② 夕方に帰る
二つ目が、夕方に帰ることです。
午前10時頃に釣り場に到着し、エサやルアーを海に投げ込んでは魚が全く釣れず、気づけば夕方に。
そろそろ日も暮れてきたからと釣り場を後にしようとしている方、ちょっと待ってください。
実は釣りでは夕方は「夕マヅメ」と呼ばれ魚の捕食スイッチが入りやすいチャンスタイムなんです。
筆者も夕マヅメのパワーは何度も経験しており、それまで一匹も釣れていなかったのにイワシやアジの群れに当たって爆釣したり、思わぬ大物がかかったりと良い思いをさせてもらいました。
夕方といえばお開きモードのイメージが強いですが、観察してみると夕方前から夕マヅメを狙って釣り人の数が増えることも珍しくないので、もし時間が許すのであれば日が完全に落ちる頃まで粘ってみてはいかがでしょうか?
その③ 雨が降ったら帰る
3つ目が、雨が降ったら帰るというもの。
通常、屋外のアクティビティであれば雨が降ったら帰るのは当然のことなのですが、実は釣りにとって適度な雨はチャンスタイム。
魚はちょっとした変化で捕食スイッチが入ることも珍しくないので、雨が降り始めたことがきっかけとなり魚が釣れやすくなることがあります。
それまで釣りをしていて釣れなかったポイントなのに
ちょうど雨が降り始めたタイミングでルアーを投げたら
ものの数投であっさり釣れたということも珍しくありません。
特に雨が降ると水面がざわつくことで魚の警戒心が下がることが多いので狙い目です。
当然、雨の日の釣りを楽しむにはウェアやシューズなどは防水であることが前提なのですが、雨が降った後は魚の活性が上がりやすいのでぜひ試してみて下さい。
今回は釣り経験者が初心者の方に対して「もったないと思う瞬間」を3つ紹介しました。
釣りではちょっとした知識の差で釣果に差が出ることがよくあるので、釣果をアップさせたいという方はぜひ意識してみてはいかがでしょうか?