【泉佐野市】盲点だった...老舗菓子店のあの和菓子が「おしゃれスイーツ」に大変身!意外な秋のおやつ編
気温の低下とともに美味しいものが気になりだした今日この頃。
慣れ親しんでいる地元の和菓子が、ちょっとの工夫で「おしゃれスイーツ」に大変身するという話題をお届けします。
もちろん、そのまま食べても美味しいのですが、意外な組み合わせに「その手があったか!」ときっと驚くはず。
秋の夜長のおやつにもぜひ。
「元祖大阪みたらしだんご」
今回 使用する和菓子は、明治25年創業 老舗菓子店「むか新」の「元祖大阪みたらしだんご」(12個入660円/税込)。
1994年の関西国際空港の開港とともに販売がはじまり、「逆みたらし」というそのユニークなアイデアが多くのメディアの注目の的に。その後、サービスエリア、新大阪での販売と販路を広げ、現在では全国のイベントで販売をおこなうなど、 “大阪を代表するお土産” として地域のみならず多くの人に愛される和菓子となりました。
甘辛いしょうゆだれをお団子で包んだ生菓子は斬新で、手を汚すことなく食べられる気軽さも人気の理由。「中からしょうゆだれが出てくる」あべこべのお団子に、食べた人はきっと笑顔になるはず。
この “ザ・和菓子” な商品が、意外な組み合わせで「おしゃれスイーツ」へと大変身します。
新発想! 「みたらしアイス」
「みたらしだんご×アイス」。あわないハズはないと思っていても、チャレンジした人はそう多くないのでは? 今回は、もうひと工夫して「秋のおやつ」を作ってみたいと思います。
「元祖大阪みたらしだんご」(12個入)は、6個ずつ包装されています。
ちょうど食べきれる量が袋に入っているから仲間とシェアしてもいいですね。
今回は片側の6個のみを使用。使用するアイスは「Lady Borden(レディボーデン)」。スーパーなどで売られているおなじみのアイスを選んでみました。
そして秋といえば「さつまいも」。今回はなめらかで甘みの強い「シルクスイート」を使用します。ちなみに「シルクスイート」とは、「春こがね」と「紅まさり」を交配させて生まれた新しい品種なのだそう。最近は、スーパーなどでもよく見かけますね。
ガラスのカップ(なければ深みのある器)を用意します。
そこへ「みたらしだんご」3個とアイスを盛りつけていきます。
「みたらしだんご」が思いのほかやわらかく、盛りつけたときに皮がやぶれてしょうゆだれが出てきてしまうハプニングが!
お土産菓子とは思えない“作りたての和菓子”のような質感は、老舗菓子店のなせる技だと感じます。
さらに「みたらしだんご」を3個、「さつまいも」をトッピング。
ミントを飾って完成です!
まるで 豪華な「雪見だいふく」?
この発想、食感、大好きなロングセラーアイス「雪見だいふく」を彷彿とさせます。けれど、味と見た目はこちらの方が断然豪華。
お団子をかじるとしょうゆだれとアイスが口の中で混ざりあい、その甘じょっぱさはクセになる味。冷(ひや)熱(あつ)とまではいかないけれど、すこし肌寒い日はお団子の常温に癒されます。ホクホクとしたさつまいももお団子やアイスとベストマッチ。
温かいほうじ茶とともにいただいたのですが、これが大正解。ほっと安らぐおやつタイムとなりました。
暑さと寒さが混在する秋にピッタリのおやつです。
「みたらしごまだれ味」も登場
ところで この「元祖大阪みたらしだんご」に「みたらしごまだれ味」があることをご存知ですか?
関西国際空港開港30年を機に発売された「みたらしごまだれ味」は、創業二百年を超える大阪唯一の醤油醸造メーカー 大醤(だいしょう)の醤油「王醤」を使用しつくりあげたもの。
旨味成分の多い「王醤」でつくった「みたらしごまだれ味」のまろやかさとコク深さは、「しょうゆだれ」とはまた違った味わい。「元祖大阪みたらしだんご」「王醤」ともに「天下の台所」と言われる大阪で「大阪産(おおさかもん)名品」に選ばれており、名品のコラボに期待が寄せられています。
こちらもいただきましたが、まろやかで風味豊かな「みたらしごまだれ味」は、ふと イチジクと一緒に食べたい! と想像がふくらみました。
みなさんは、どんなアイデアが浮かびますか?
馴染み深い老舗菓子店の和菓子が、意外な組み合わせで「おしゃれスイーツ」になるというのは盲点でした。
ちなみに和泉市にある「MUKASHIN plus(むか新プラス)」では、焼きたてのお団子をつかったデザートやパフェ、ピザなどのお食事メニューをカフェで楽しむことができます。
むか新のお菓子の新たな可能性を広げるアンテナショップにも注目です。
秋風が心地よい日々は、動きやすく食欲も旺盛に。
素敵な「おやつタイム」を生活に取り入れて、明日への活力にしましょう。