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20歳の三塁手が30本塁打30盗塁を達成 リーグ最年少、最速111試合目での到達<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
30本塁打30盗塁到達のキム・ドヨン(写真:KIAタイガース)

15日は祝日(光復節)の韓国。KBOリーグは4試合が18時開始(うち1試合は雨により1時間30分遅延)、コチョクスカイドームのキウムヒーローズ-KIAタイガースは17時開始で行われた。

3番サードで先発出場のKIAのキム・ドヨンは3-1でリードの5回表の3打席目、キウムの先発エマヌエル・デ・ヘススの初球をセンターバックスクリーンの左に運ぶ2ランホームラン。この一発でキム・ドヨンは30号の大台に乗せた(リーグ2位)。

キム・ドヨンはここまで33盗塁を記録し、リーグ史上9人目の30本塁打30盗塁達成となった。キム・ドヨンはこの日、7回表に34個目の盗塁を成功した。打率は3割4分7厘で3位。

試合はKIAが12-1で勝利し、KIAの先発ヤン・ヒョンジョンが9勝目(3敗)を挙げた。

映像:キム・ドヨンの30号ホームラン(KBO公式YouTubeチャンネル)

◆「史上最年少、最速試合数での到達」

キム・ドヨンは高卒3年目の20歳で、リーグ最年少での30本塁打30盗塁到達となった。これまでの記録はパク・チェホン(ヒョンデ)の22歳。また出場111試合目での達成も2015年のエリック・テームズ(NC)の112試合を抜いて最速となった。

◇8月15日(木・休)の結果

・トゥサン 4 - 3 ロッテ(チャムシル)

 勝:ホン ゴンヒ

 敗:パク セウン

・キウム 1 - 12 KIA(コチョク)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:デ・ヘスス

・ハンファ 3 - 17 LG(テジョン)

 勝:イム チャンギュ

 敗:キム ギジュン

・サムスン 3 - 5 KT(テグ)

 勝:キム ミン

 敗:チェ ジグァン

・NC 5 - 10 SSG(チャンウォン)

 勝:エリアス

 敗:ヨキッシュ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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