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【京都府向日市】オープンから1年7か月 朝採り野菜や地元特産品の物販が大好評 鉄道ライブカメラも! 

HOTSUU地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

「向日市は、西日本で一番小さく、全国でも3番目に小さな市なんですけど、竹の径や西国街道沿いの田園風景などの豊かな自然や長岡宮跡、向日神社始め歴史名所の見どころがギュッと詰まったすばらしい街です。観光ガイドとしては、平安京よりも先にできた長岡京の都の魅力を伝えたい」と熱く思いを語っていただいたのは、「向日市観光交流センター まちてらすMUKO」の内井不二男センター長です。2022年6月23日に訪問して、お話を伺うことが出来ました。

 JR京都線向日町駅から北へ少し行った場所にある「まちてらすMUKO」は、地元の農家やお店、観光ガイドなどさまざまな人たちが集い、一緒に向日市を盛り上げていく観光まちづくりの拠点として、2020年11月14日に誕生しました。

 オープンから1年7ヶ月、特産品コーナーが大好評。向日市の農家さんたちで作る「愛菜楽座」が、朝採れ野菜を持ち寄る旬の野菜販売や、竹筒や竹の食器などの竹製品、筍山椒などの加工品、向日市発祥の旭米の米粉など商工会メンバーの商品を販売しています。激辛グルメで知られる「京都向日市激辛商店街」の食品などもあります。

 また、店内には、 旅行代理店株式会社ツアーポート向日町駅前店が併設されています。地元を巡るツアーやタクシーを組み合わせたお得なツアー、7月から近畿全域に拡がる県民割をうまく利用したプランなど役に立つお得情報が満載です

 1Fには「cafe6」(外部リンク)があります。旭米の米粉を始め、体に優しい発酵食品や地元産の食材や素材を使ったランチや手作りのスイーツを、3児の子育てをする向日市ラブの店主が提供してくださいます。 まちてらすMUKOの敷地内には、レンタル自転車も設置されています。 

 2Fは、地域交流スペース(90もあるレンタルスペース)として、ヨガ教室や会議・イベント等に利用されています。また、最近ではママ友プランとしてお友達同士の個人利用も人気です。食事の持ち込みやcafe6の食事を持って上がるのもOKだそうです。鉄道ファンや子供たちにはたまらないJR京都線の様子が一望できるテラスもあります。またテラスには24時間ライブカメラも設置されています。

 内井センター長は、向日市検定で上級に合格したことを皮切りに、2019年に向日市企画広報課が主催した「むこう観光スタートアップ講座」でガイドコース、さらにマネジメントコースを受講しました。マネジメントコースの講師を務める「船井アソシエイツ」の代表が、のちに「まちてらすMUKO」の「指定管理者」となられ、オープンに際して、センター長のオファーを受け、学校校務員を退職して、センター長に就任しました。

 「オープンして1年7か月、毎月のマルシェイベントで顔なじみの方が増えたり、向日市に観光に来られた方とお話をすることが何よりの喜びです。これからも出会いやふれあいを大切にして、向日市のすばらしい魅力を伝え続けたいですね」と明るい笑顔で語ってくださいました。

向日市観光交流センター(外部リンク) まちてらすMUKO 京都府向日市寺戸町瓜生22番地の1 075-874-2031

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 「YAHOO!ニュース ベストエキスパート2024 地域クリエーター部門 特別賞」を受賞 京都をこよなく愛する地域ニュースサイト号外NETの京都市担当タウンクライヤ―です。四国から大阪の元地方紙記者。観光ガイドをしながら京都時空観光案内2024(観光ガイドのための京都案内マニュアル)全19巻や「やさぐれ坊主京を創る 前田玄以の生涯」(京都文学賞一次審査通過)はじめ、京都を題材にした小説なども執筆しています。

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