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【松山市】なぜ? オープンから4年弱…高級食パン専門店「魔法はいらない」の人気の秘密。

藤井さこ地域ニュースサイト号外NETライター(松山市)

2020年に道後と銀天街にオープンした「魔法はいらない」。“珍名”ベーカリープロデューサー岸本拓也氏がプロデュースしたお店です。高級食パンの流行も落ち着きましたが、こちらのお店はまだまだ人気で、コンスタントにお客さんが来店しています。今回銀天街店に行ったのですが、お客さんが多い!

魔法はいらない銀天街店
魔法はいらない銀天街店

当たり前ですがスーパーマーケットで購入する食パンと比べると割高で、日常的に買うかというとパン好きもためらってしまう高級食パン。それでも人気の「魔法はいらない」…その続く人気の秘密を独自に調べてみました。

立地の良さ

ひとつは購入しやすいその立地。銀天街アーケード内ということで天気に左右されません。伊予鉄髙島屋まで行かない用事の時、お土産を探すとなったら選択肢が狭まるので…銀天街アーケード内で手軽にテイクアウトできる、というのはありがたいです。

オープン当初より増えているメニュー

オープン当初に行った時は、「新世界」というプレーンの食パンと「葡萄のとりこ」というレーズンの入った食パンの2種類でした。

オープン当初のチラシ
オープン当初のチラシ

それが今回行くと…店頭に並ぶ「期間限定」の食パンの種類の多さに驚きました。

2024年10月に取り扱う限定の食パンは「魅惑の贅沢りんご」「道後メロメロメロン」「午後の秘密鳴門金時芋あん」「至福のチョコチャンク」「午後の秘密十勝あん」の5種類。「新世界」と「葡萄のとりこ」は毎日販売されており、期間限定食パンは日によって販売日が異なります。

本当は「魅惑の贅沢りんご」を購入したかったのですが、この日は販売日ではありませんでした。今回購入したとしても、次は他の曜日に違う限定食パンを購入しに行こう…と思ってしまいます。一度の購入で満足度の高い高級食パン。ちょっとしたお土産やプレゼントに買いやすい、目新しさや価格帯というのもリピーターが途絶えない要因かもしれないと思いました。

バウムクーヘンも販売されていました。1個から購入でき、食べやすいサイズ、お試しもしやすいサイズ感も嬉しいです。

新世界2斤980円(2024年10月来店時、税込価格)

「魔法はいらない」のノーマル食パン。程よい甘みを感じられ、そのまま食べても十分美味しかったです。みみが薄いのが特徴です。トーストするとパリッとして、小さな子どもでも食べやすそうでした。

道後メロメロメロン1斤1404円(2024年10月来店時、税込価格)

内袋が可愛い! プレゼントに良さそう。

見た目も凄い。そのままメロンパンが食パンになった感じ。サクサクのクッキー生地、中はしっとりカスタードクリームが巻き込まれていて甘くて美味しかったです。リベイクするとクッキー生地がかなりサクサクして甘味も引き立ちました。もはや菓子パン。ジャンボメロンパン。

いつ行っても新しい味に出会える、というのが人気の秘密かも。今回プレゼントしたお友達にも「魔法はいらないって今こんな食パン出してるの!? 」と驚いていました。オープン当初しか行っていない、という方、是非新しい味を楽しみに行ってみてはいかがでしょうか。

【店舗情報】

魔法はいらない 銀天街店

公式ホームページ

住所: 松山市湊町4-4-8

電話番号: 089・909・5777

営業時間: 11時〜19時(パンがなくなり次第終了)

定休日: 不定休

地域ニュースサイト号外NETライター(松山市)

2013年に、広島県福山市から愛媛県松山市へ嫁いできました。他県出身者から見た松山市の魅力を発信したい!と思い、号外NET中予のタウンクライヤーとして活動しています。

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