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円高材料出尽くし&いつも“突然”etc=YCC実質解除と今後の展望

窪園博俊時事通信社 解説委員
突然、長期金利の変動幅を拡大させ、金融市場を驚かせた日銀の黒田総裁。(写真:ロイター/アフロ)

(第639号・2022年12月26日発行)

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_/_/ 目次 _/_/

・トピックス………………… 「円高材料出尽くし」

              「いつも“突然”」

              「雑記」

・ポイント…………………… 「YCC実質解除と今後の展望」

■ トピックス ・・・・・‥‥‥………

<円高材料出尽くし>

 日銀が20日の決定会合で、長期金利の変動幅を拡大させた(詳しくはポイント解説で)。これを受けてドル円は大幅に下落。一時1ドル=130円近くまで下げた。今期のドル円目標(145円)は大幅引き下げを余儀なくされたが、円高材料はおおむね出尽くしたと考えられる。

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時事通信社 解説委員

1989年入社、外国経済部、ロンドン特派員、経済部などを経て現職。1997年から日銀記者クラブに所属して金融政策や市場動向、金融経済の動きを取材しています。金融政策、市場動向の背景などをなるべくわかりやすく解説していきます。言うまでもなく、こちらで書く内容は個人的な見解に基づくものです。よろしくお願いします。

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