千葉市の地域情報発信ライターちはなです。

千葉市にお住まいのかたは、『ル・グレ』さんをご存知のかたが多いと思います。
筆者は、西千葉にある『カフェ・ル・グレ』には何度かお伺いしているのですが、『ル・グレ館』には行ったことがなく気になっていたので、今回初めて訪問してきました。

『カフェ・ル・グレ』は、ケーキをはじめコーヒーやお食事をいただけるカフェですが、『ル・グレ館』は、ル・グレのケーキと焼き菓子の工房兼ショップになっています。

『ル・グレ館』は、ＪＲ京葉線「稲毛海岸駅」から徒歩３分くらいの場所にあります。
筆者が訪問した日はお天気が悪かったにもかかわらず、次から次へとお客さんがいらしていました。さすが人気店です。

ショーケースには、旬のフルーツ「いちご」を使った商品、タルトやパイ、モンブラン、チーズケーキなど様々なケーキが並んでいます。
常時15種類前後のケーキを揃えているそうです。

北海道産のバターや釧路地区の生クリームなどこだわりの材料で、焼き加減や作業スピード・材料管理にも気を使い、一から手作りしています。

フルーツは、契約農家から直接仕入れているそうです。

ホールのケーキもありました。

マカロンの種類もたくさんあります。変わり種は「ピーナッツ」ですかね。千葉らしいです。

パウンドケーキやクッキーなどの焼き菓子もたくさん並んでいました。
ギフトや手土産に最適ですね。

ショーケースの裏から、工房がちらりと見えました。
ル・グレのケーキや焼き菓子は、こちらで作られているのですね。

「いちごのタルト（税込712円）」と「生チョコとティラミスのタルト（税込594円）」と「モンブラン（税込464円）」を購入しました。

「生チョコとティラミスのタルト」は、チョコタルト生地の上に生チョコ、その上にマスカルポーネクリームが乗っています。
サクサクのタルトに濃厚な生チョコと軽やかなマスカルポーネクリームの組み合わせは、上品な仕上がりでまさに絶品でした。
程よい主張をしているコーヒーは、自家焙煎のコーヒーを使っているそうです。

「モンブラン」の下のロールケーキ部分には、スライスされた栗が入っており食感が楽しめます。
濃厚なマロンクリームの下は、甘さひかえめの生クリーム、その中には栗が隠れています。
マロンクリームと生クリーム、ロールケーキのハーモニーがとても良かったです。

「いちごのタルト」は相方がいただきました。
いちごを味見しましたが、フレッシュないちごで、果物にもこだわっているのがよくわかりました。
旬のものは旬に食べるのが１番ですね。

オープンから35年になるル・グレさんですが、初代店主からの「自分がよいと思うものを自分の手で届ける」という姿勢を、現スタッフさんたちが自然と引き継いでいるそうです。
商品の美味しさと完成度、接客などから、筆者にもそれがよく伝わってきました。

千葉市にお住まいのかたは、こちらのケーキや焼き菓子を食べたことがあるかたも多いとは思いますが、季節ごとの商品も並んでいますので、足を運んでみてはいかがでしょうか。