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【大山崎町】荏胡麻油発祥の地から積極的にとりたい油をご紹介。健康な体を維持する1年にしましょうね!

harru地域ニュースサイト号外NETライター(長岡京市 など)

歴史と文化を誇るまちの大山崎町にある離宮八幡宮には、2025年元日から3ヶ日にかけて初詣でも多くのお客様が訪れていました。駅からも近い人気の観光地ですよね。

離宮八幡宮は、大山崎荏胡麻(えごま)油発祥の地として「長木」という搾油器を発明し荏胡麻油の製油をはじめ、全国にこの業が広まり、朝廷より「油祖」の名を賜りました。油座として離宮八幡宮は油の専売特許を持ち栄えていきます。鎌倉・室町時代になると大山崎は荏胡麻油生産者である神人たちの活躍により経済力を持ち、活気に満ちた自治都市として広く知られるようになります。

本能寺の変の後、明智光秀が豊臣秀吉との山﨑決戦の際に、ゲリラ戦が可能で、4万人といわれる圧倒的に有利な秀吉軍を追い込むことが可能な山﨑の市街地を避けたのは、この圧倒的経済力を持ち、さらに油商人を通じて、全国にネットワークのある豊かな情報網を持つ山﨑の地を失いたくなかったからだとも言われているそうですよ。そういう意味では、そのことが、光秀敗因の要因の一つにもなったと言えるかもしれませんね。

油は、私たちの体にとってなくてはならない栄養素の一つです。脂質は必要に応じて分解され、身体のエネルギー源になり、細胞膜や脳神経組織、ホルモンをつくる原料となります。またビタミンの吸収を助けるなど、単なるエネルギー源としてだけでなく、体のさまざまな機能を支える上で重要な役割を果たしています。

大山崎本殿に向かって右側には「油祖像」が立っており、隣の丸い円盤マークは「全国油脂販売共通の店頭標識」だそうです。積極的に摂りたいオメガ3脂肪酸は、必須脂肪酸の一種で、血液をサラサラにし、炎症を抑える働きがあります。必須脂肪酸とは、体内で生成することができずに、食事から必ず摂る必要のあるものです。オメガ3脂肪酸は、アマニ油、えごま油、クルミ、魚油に多く含まれるそうですよ。

大山崎ふるさとセンターの1階にも荏胡麻商人がいますよ!歴史深い大山崎を探索の際は寄ってみてくださいね。

離宮八幡宮(外部リンク) 京都府乙訓郡大山崎町大山崎西谷21-1 075(956)0218

大山崎ふるさとセンター(外部リンク) 京都府乙訓郡大山崎町大山崎竜光3 075-956-2310

地域ニュースサイト号外NETライター(長岡京市 など)

京都府長岡京市で小さなパン屋を開いています。山登りが好きで、人生の目標は「日本百名山に登ること」。少しずつおいしい食べ物を準備しながら登る日を夢見て、よりみちをしている毎日です。よりみちばかりで目的地にたどりつきませんが、それも味がある!いろんな人と出会い、地域を愛し、つながりをつくっていくのを見ているのが好きです。竹の街京都から発信します。

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