Yahoo!ニュース

【神戸市中央区】金泉の足湯が三宮にやってくる!10/8〜9開催「サンノミヤシティピクニック」

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

2022年10月8日(土)・10月9日(日)の2日間、三宮駅前にぎわいづくりプロジェクト「サンノミヤシティピクニック」がJR三ノ宮駅南側駅前広場 &3 PARKで開催されます。ブース出展、ステージイベントなど楽しい企画が目白押しのイベントですが、なんと有馬温泉の金泉の足湯もやってきます!今回はこのイベントとともに、有馬の金泉や炭酸が出る蛇口がある公園をご紹介します。

金泉の足湯があるのは、有馬温泉の温泉街の中心にある「金の湯」。古来から由緒ある有馬の元湯として歴史を刻んできた外湯です。

金泉は、含鉄泉や塩化物泉などが混合された「含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉」という泉質で、お湯の鉄分が空気に触れると鉄の酸化が進み、金(茶褐)色に濁る特徴があります。含鉄泉とは、温泉水1kg中に総鉄イオンが20mg以上含まれているもので、全国の温泉の中で最も有名なのが神戸の有馬温泉。

塩分濃度は海水より高く、塩分が肌に薄い皮膜を作って体を芯から温めてくれます。関節痛、神経痛や冷え性の改善の効能があります。10分ほど浸かっていると全身ぽかぽかになります!有馬の金泉の足湯は、観光客だけでなく、毎日入りに来る地元の人も多いそうです。(写真は金の湯の足湯です。今回のイベントのものではありません。)

こちらが有馬温泉にある金泉源のひとつ御所泉源。他に、天神泉源、有明泉源、極楽泉源、妬泉源があります。

そして、妬泉源からタンサン坂を約3分ほど歩いたところには「炭酸泉源公園」があります。

「炭酸泉源公園」には炭酸泉源があり、ここから湧き出す温泉は、単純二酸化炭素泉で温度は18.6度。飲んでも熱くはないので、蛇口から飲泉ができるのです。日本初の国産サイダーはこの炭酸泉から生まれました。

そう聞くと、サイダーのような美味しい味なのかな?と期待して飲んじゃいますが、正直あまり美味しくはありません。加工された清涼飲料水とは違うので、ちょっと鉄っぽい味も混じっていて甘みもありません。

飲んで美味しいのはコレ!有馬温泉などで売られている「ありまサイダー てっぽう水」。今回の「サンノミヤシティピクニック」ではこのありまサイダーと炭酸せんべいを楽しむことができます。神戸の市街地、三宮に居ながらにして有馬温泉を堪能できるイベントは、10月8日、9日の2日間のみ。ぜひ有馬の金泉に癒やされてくださいね〜。

三宮駅前にぎわいづくりプロジェクト「サンノミヤシティピクニック」が開催されるのは、JR三ノ宮駅南側駅前広場「&3 PARK」。

他にも、吃音への理解を深めるために、吃音のある若者がスタッフとなっている全商品無料提供のカフェ「神戸学院大学×注文に時間がかかるカフェ」や「KOBE KOYO eSports体験コーナー」が、10月8日、9日の両日出店。都心三宮再整備PRコーナーもあります。

10月8日のみのブースが、神戸のラグビーチーム「コベルコ神戸スティーラーズ」、ボルダリングができる「ロックアドベンチャー」など、10月9日のみのブースが「ヴィッセル神戸」。

ステージでは、10月8日の10時半から、「神戸市立原田中学校 Harada Blue Jazz Orchestra」によるジャズ演奏、午後からは、雲雀丘中学校、桜が丘中学校吹奏楽部、兵庫県立御影高等学校による演奏、神戸・甲陽音楽ダンス&アート高等専修学校によるコーラス、SO.ON project OSAKA 神戸支部によるパフォーマンスなどが行われます。また、クイズに答えて賞品をGETできる「サンノミヤクイズ」も。

詳しいスケジュールは、公式サイトでご確認ください!

基本情報

イベント名:三宮駅前にぎわいづくりプロジェクト「サンノミヤシティピクニック」
開催日:2022年10月8日(土)・10月9日(日)の2日間
場所:JR三ノ宮駅南側駅前広場 &3 PARK

サンノミヤシティピクニック 公式サイト

関連記事
【神戸市中央区】神戸阪急〜大丸神戸を約6分110円で移動!最安&最速、こりゃ便利だわ
【神戸市中央区】南京町で「エストローヤル」は外せない!数量限定パンダシューと季節限定マロニエが人気
【神戸市北区】恋のパワースポット!「鱒ます恋こい神社」で恋愛運アップ
【神戸市北区】夕涼みしつつお肉に舌鼓!縁日や芸妓衆による踊り、音楽も楽しめる「有馬涼風ビアガーデン」

WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

斎信夫(いつき)の最近の記事