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【高岡市】伏木には「がんばろう伏木」の看板や、なべ祭りの炊き出しなど復興支援が広がっています。

朴木まう地域ニュースサイト号外NETライター(高岡市・氷見市)

令和6年能登半島地震で、高岡市内でも甚大な被害があった、伏木中央町にとある看板が設置されたと、地元の方から教えていただきましたそれがこちらです。「がんばろう伏木!!」という看板。伏木の皆さんの希望となるように、地元自治会と、地元企業によって設置されたそうですよ。

ボランティアの皆さんの活躍

伏木地区の中心の道は、電柱が傾き、アスファルトがひび割れ、赤いコーンが置かれている箇所が目立ちます。

現在は多くのボランティアの皆さんの支援で、片付けが進められていますが、液状化して泥が吹き出している箇所も多くある地域です。

断水、家屋の損壊も大きく

長く断水も続きました。水の提供にも多くの支援の輪が広がりました。

竜ヶ崎市からの給水車
竜ヶ崎市からの給水車

竜ヶ崎市からの給水所の消防士さんたちは子どもたちの人気者で、会話や記念撮影を楽しんでおられました。束の間の楽しみになったと、小さな男の子を連れたお母さんがおっしゃっていましたよ。

JR伏木駅や、伏木コミュニティセンターには仮設トイレが設置されています。

家屋や店舗には、家屋調査の結果を知らせる緑、黄、赤の張り紙がされています。安くて新鮮な魚が美味いと、地元の皆さんが長年親しんできた鮮魚店にも赤い紙と、休業のお知らせが貼られていました。長年親しんでこられた常連さんが、店の前を覗きながら「やっぱり、やっとらんけ。」と寂しそうに呟かれていました。

高岡なべ祭りからも炊き出し出張が

2024年1月13日、14日には、日本海高岡なべ祭りが開催されました。同時開催で、高岡市伏木コミュニティセンターでは、炊き出しが行われ、たくさんの皆さんが、温かい鍋を楽しまれました。

参加された男性は、「家にも赤い紙貼られてね、これからどうしていくか途方に暮れてます。でも近所の人たちの顔見たらホッとしたし、温かいものを食べたら元気になれるね。」とおっしゃていました。また、「メイン商店街の赤や黄色い紙、がんばろうの文字はまだ刺激が強い。」と、涙しながら訴える女性もおられました。

まだまだ心身の健康、生活の基盤も復旧には時間がかかるようです。伏木の皆さんが元気に、通常の生活を取り戻されることを願います。ぜひ温かい支援をお願いいたします。

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地域ニュースサイト号外NETライター(高岡市・氷見市)

富山県射水市出身、高岡市在住、氷見市で仕事をすることが多いので出没多数。ドライブやイベント、美味しいもの・可愛いもの・楽しいものを探すのが大好き!平成後期には、今話題の埼玉映画で、紀香様が市長を演じる政令指定都市でアパレルメーカーのデザイナーをしていました。結婚後、やっぱり「富山がいいね」ということで、一家でUターン。コスパ最高の美味しい魚や野菜いっぱいの富山グルメはやっぱり最高です!

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