5本塁打以上が2人いるチームは、ドジャースとエンジェルスだけ。ベッツとテオ、トラウトとウォード
4月13日、テイラー・ウォード(ロサンゼルス・エンジェルス)は、前日に続き、ホームランを打った。シーズン5本目のホームランだ。
ア・リーグでウォードより多くのホームランを打っている選手は、6本塁打の2人、マイク・トラウト(エンジェルス)とタイラー・オニール(ボストン・レッドソックス)しかいない。あとの選手は、いずれも5本塁打に達していない。
エンジェルスは、5本塁打以上の選手が2人いるア・リーグ唯一のチーム、ということになる。
ナ・リーグにも、そういうチームは少ない。ロサンゼルス・ドジャースだけだ。こちらも、6本塁打と5本塁打が1人ずつ。ムーキー・ベッツとテオスカー・ヘルナンデスがそうだ。
もっとも、両チームのホームランの本数には、少し差がある。ドジャースは17試合で24本塁打、エンジェルスは14試合で15本塁打。1試合平均は、1.4本と1.1本だ。
ドジャースでは、6人が2本以上のホームランを打っている。ベッツとテオスカー以外は、大谷翔平が4本、マックス・マンシーが3本、ジェームズ・アウトマンとミゲル・ロハスは2本ずつだ。一方、エンジェルスは、トラウトとウォードの他に、2本塁打以上の選手がいない。
なお、ドジャースの4本塁打以上が3人に並ぶチームは、皆無だ。4本塁打以上が2人は、エンジェルスを含めて3チーム。ヒューストン・アストロズはヨーダン・アルバレスとカイル・タッカー、カンザスシティ・ロイヤルズはボビー・ウィットJr.とサルバドール・ペレスが、いずれも4本のホームランを打っている。
ペレスは、4月13日のホームラン――ブランドン・ニモ(ニューヨーク・メッツ)のアシストあり――により、通算250本塁打に到達した。
ちなみに、ベッツとともにナ・リーグ本塁打ランキングのトップに立っているのは、マーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)とピート・アロンゾ(メッツ)の2人だ。アロンゾは、ここ4試合に4本塁打。4月9日に1本、12日に1本、13日に2本のホームランを打っている。