インド国外で最大級のイベント「ナマステ・インディア2024」が現在、代々木公園イベント広場で9月29日まで開催されています。これは日本とインドの相互理解を深めるための文化交流イベントで、今年で29回目を数えます。

母国語が飛び交うイベント会場

インド共和国（Republic of India）は人口14億の大国で、ジャーマー・マスジッド、タージマハル、バラナシなどの名高い観光地には多くの人々が足を運んでいます。イベント会場内には観光コーナーも設けられています。

会場を訪れている人からは、母国語を話されている声を多く聞きました。お店に立っている方たちもインドの方なので、会場が異国の雰囲気です。

代表される「北インド料理」「南インド料理」コーナー

イベント当日は、フードテントが並びインド料理が販売されます。インド料理にも「北」と「南」の地方ではスパイスの違いや、宗教によって使う素材や調理方法もちがうそうです。

カレーのスパイスが効いた香りが本場の街のようです。お米はタイ米を使っているのも特徴です。

飲み物は、インドの茶葉をつかったタピオカミルクティーなどもあります。

料理の名前と写真が飾ってあるのですが、どういう食べ物かが分からないものが多いです。「これはどういう食べ物ですか？」と聞くことが文化交流なのかもしれません。

バラタナティヤム、カタック、モヒニアンタム

ステージでは分刻みのスケジュールで舞踏などの披露が行われています。日本からの参加も多く、インド舞踏のスクールが都内に多くあることがわかります。観客席は満員でした。

テントブースには占いもあり、通訳の方が内容を伝えていました。

インドの文化を楽しむ気持ちがいっぱい詰まったイベントです。「ナマステ・インディア2024」は、9月29日19時半まで開催です。