全日本大学【駅伝シューズチェック】勝負シューズはどのブランドだ?
|出雲より長い、全日本シューズの変化は?
10月の駅伝の区間距離は、出雲、全日本、そして箱根と距離が大きく異なり、一番短い距離の為、薄底シューズで優勝テープを切っていました(最短で5.8km、最長で10.2km)。今回は(最短で9.5km、最長で19.7km)と倍近い距離の違い、当然脚へのダメージも異なります。今回の勝負シューズの傾向は如何に!
|Nikeが8割強のシェア!
箱根駅伝では9割を超える選手がNike「 エア ズーム アルファフライ ネクスト%」「エア ズーム ヴェイパーフライ ネクスト% 2」を着用。今回の全日本でも8割強がNike(216名中180名83%)、27チーム中、各区間20チーム以上(1区20名、2区24名、3区21名、4区22名、5区22名、6区25名、7区24名、8区23名)が着用し圧倒的シェアに!
|adidasやアシックスも徐々に
adidasの「adiospro2」 は全選手中19名が着用。アシックス「メタスピードスカイ」が11名と昨年に見られない傾向に、Nike以外のシューズも浸透しているのではないでしょうか?
|バラエティー豊かになった勝負シューズ
少数ではありましたが、ニューバランス「Fuel Cell RCElite」「Fuelcell5280」。MIZUNO「ウエーブクルーズ」「Duelneo」と各1名が、その中で、出雲駅伝でも見られたadidas「Takumi sen?」が2名と驚きのシューズが、駅伝自体がも紆余曲折の展開だけに一日楽しませてもらえた結果となりました。今後も勝負シューズに目が離せないません。
そして駒澤大学優勝おめでとうございます。
Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野