【上越市】レトロ感がたまらない。上越市文化財「旧今井染物屋」で当時の暮らしを体感してみませんか?
今年は令和4年。今から100年以上前の江戸時代には一体どんな暮らしをしていたのか、気になりませんか?
上越市高田地区の雁木通り周辺には、当時の暮らしを体感できるような歴史的建造物や、町家を活用した施設が多く残されています。
その中でも、市内に現存する町家の中で最も古く、最大級の町家である「旧今井染物屋」は、保存状態も良く、価値が高いことから令和元年8月に上越市文化財に指定されました。
中に入ると、まるでタイムスリップしたかのような雰囲気で、今ではなかなか見る機会が少なくなった広い土間や、土蔵なども当時のまま残されていて、とても興味深いものばかりです。
茶の間や座敷にも自由に出入りができて、おばあちゃんの家に遊びに行った時のようなどこか懐かしく、気持ちも安らいでリラックスすることができました。
また、高田の風土産業「バテンレース」の常設工房も設置されており、手作りのアクセサリーなどの販売も行っています。
当時の技術が時代に合わせて変化していき、地域の方々によって大切に受け継がれてきたことが分かりました。
昔の暮らしの中で培ってきた知恵や技術は、今の私たちにとっても必要不可欠なものです。実際に見て、体験することでさらに上越の文化に興味がわきました。
皆さんもぜひ「旧今井染物屋」でレトロな世界観を満喫してみてはいかがでしょうか?
●旧今井染物屋
〒943-0833 新潟県上越市大町5丁目5−7