【東大阪市】海底から宇宙へ!河内の歩みを発信するインスタレーション作品。
現在、「花園中央公園」ではラグビーで盛り上がっていますが、「全国高校ラグビー大会写真&ポスター展 3大学×東大阪市民美術センター連携プロジェクト」に「大阪樟蔭女子大学キャンドルナイトプロジェクト」の学生さんが作品を展示されています。
近鉄「東花園駅」より徒歩約10分程度、「花園中央公園」の中に「東大阪市民美術センター」はあります。東大阪市の自然や歴史をテーマにした企画展示が多く、河内の魅力を発信されています。
現在第3展示室にて、「大阪樟蔭女子大学キャンドルナイトプロジェクト」の学生さんによる作品が展示されています。「光の演出と東大阪の魅力発信を目的とした活動紹介」という文言にインパクトがあり、気になるので中に入ってみたいと思います。
作品のテーマは、河内の歴史でしょうか。昔この地域は海の中にあり、長い長い時間をかけて平野になっていきました。そして現在は、ものづくりの街として宇宙開発のプロジェクトを担うほどの技術を持っています。
部屋の雰囲気から、宇宙と海底を掛け合わせたような感じを連想させ、クラゲを思わせるオブジェが印象的でした。特に、クラゲの化石は古生代に分類されるほどの古いものなので、私は、長い長い河内の歴史を伝えているように感じました。
「大阪樟蔭女子大学キャンドルナイトプロジェクト」の学生さんは、キャンドルホルダーを自らデザインしているそうです。使用済みのキャンドルを使って、「環境問題について考えるきっかけ」をテーマに活動されているとのこと。東大阪市は、都市開発が進む大阪の中で自然豊かな地域であり、生駒山の自然との関わりを発信されている施設もたくさんあります。東大阪地域についてものすごく研究されている様を感じました。
この展示は、来年1月9日まで展示されているとのこと。今は、ラグビーで盛り上がっている「花園中央公園」ですが、ぜひこちらの展示にも足を運んでいただき、歴史ある河内の雰囲気を感じてみてください。
東大阪市民美術センター
【住所】東大阪市吉田6丁目7番22号
【アクセス】近鉄奈良線「東花園駅」下車 北へ徒歩10分
【開館時間】10:00~17:00
【休館日】月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日が休館日)12月29日、12月30日、1月2日は休館。
【入場料】無料
【お問合せ】072 -964-1313