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【Yahoo!ニュース 個人】10月の月間MVA受賞記事が決定

(写真:アフロ)

■Yahoo!ニュース 個人、10月の「月間MVA(Most Valuable Article)」が決定しました

社会の課題を伝えている・議論を喚起している・読者の心に響く……などの観点で選出している「月間MVA」。記事のアクセス数ではなく、目指す世界観「発見と言論が社会の課題を解決する」を体現している記事を、編集部を中心とした運営スタッフがアナログで選出しています。厳選5本の記事を、筆者の受賞コメントとあわせて紹介します。

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本田はいた。宇佐美はいなかった(清水英斗)

筆者による受賞コメント:2人の選手について、常々感じていたことを、ワンシーンに絞って書きました。あの場面で、「何だよ本田!」と思った方へ、僕からのカウンターです。彼のミスが目立つのは、いつも「そこにいる」から。サッカーに限らず、誰かの背中を押すことができればと、気持ちを込めて書きました。

清水英斗

選出理由:ミスだけに注目が集まりがちなプレーついて、結果だけでなくそこに至るまでの選手の動きに焦点をあてたコラムです。サッカーの試合を通じた記事ですが、それぞれのフィールドでの動き方、意識の持ち方などいろいろと読者が自身に置き換えて読むこともできます。

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「加工肉や赤身肉に発がん性のリスク」というニュースに思うこと(成田崇信)

筆者による受賞コメント:「WHOの傘下団体が発がん性を公表」という言葉だけを抜き出すと、とても危険な食品であり、本当に食べて大丈夫なのかと不安になってしまう人がでてくるのは当然だと思います。食べものの安全性の問題もそうですが、健康に良いという情報も話題になるときには効果・効能など一つの要素にばかり注目してしまいがちです。それぞれの食品には良い面もあれば悪い面もありますから、一つの情報にだけ気をとられ、全く食べないとかそればかり食べてしまうというのは望ましいことではありません。今後も食と健康について、皆様の参考になるような記事を書いて思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。

成田崇信

選出理由:「加工肉等に発がん性のリスク」というセンセーショナルな発表の直後、読者が多くの疑問を抱いているタイミングで知りたいという欲求にわかりやすく丁寧に答えていただきました。価値観や意見によって偏りがちな話題について、専門家だからこそ言える温度感をまじえながら冷静に一歩引いた視点で情報提供しています。

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性表現について不快感を示す人びとの存在 ー春画展に寄せてー(園田寿)

筆者による受賞コメント:〈性〉という動物としての本能を、文化という文脈で見た場合にはじめて〈わいせつ〉という問題が生じます。わいせつは明治以降厳しく規制されてきましたが、露骨な性表現について人びとが抱く不快感や嫌悪感を、このネット時代においても刑罰を使って無条件に保護すべきなのか。刑法175条について、何かを考えるきっかけになればと思いました。

園田寿

選出理由:わいせつ性について、過去の最高裁判断などを紹介した上で冷静な文章で自分の意見を述べ、「再検討すべき時期に来ている」と問題提起しています。春画展開催という世間的にわいせつ性についての関心が高いタイミングをとらえていて、より多くの読者に伝わる発信につながりました。

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増え続ける「福島第一原発作業員」 そこから見える将来への課題とは(吉川彰浩)

筆者による受賞コメント:福島第一原発の廃炉作業は様々な意義を持った現場です。一方面的に語られ続けた結果、タブー視される現在の状況は、その意義を薄め、より遠い存在にする傾向にあると感じます。働く方を切り口としながら、意義をより社会に伝えられるよう、これからも発信してまいります。

吉川彰浩

選出理由:一貫したテーマにもとづいて発信を続け、現場に入って知られざる現在の状況を丁寧に伝えています。福島に住み続ける住民と、東京電力の廃炉作業、復興との関係について考えさせられる地元からの貴重な発信です。

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AV違約金訴訟・意に反して出演する義務ないとし請求棄却。被害から逃れる・被害をなくすため今必要なこと(伊藤和子)

筆者による受賞コメント:違約金の脅し等によるAV強要という、若い女性を取り巻く深刻な被害の実態は、最近まで広く知られていませんでした。ヤフーを通じて問題提起を続けた結果大きな反響をいただき、勝訴判決にも大きな関心が寄せられ、とても嬉しく思います。この記事で力を入れた、今後の被害救済のための仕組みを早急に実現させたい、そして困っている女性たちに一人でも多くメッセージが届いてほしいと思います。

伊藤和子

選出理由:自身が弁護士として携わったケースをきっかけにした、世の中の同じ状況に置かれている人々の助けとなる課題解決を目指した発信です。今回の判決の持つ意味を解説するとともに、「これからの被害救済に向けて」の項では、業界のルールや法規制の必要性なども訴えています。

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