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仕事と家庭の両立に悩むパパとママへ:この世は舞台、人はみなそこで演じる役者

碓井真史社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC
仕事も子育ても、両方十分にできれば、一番なのですが…(写真:アフロ)

<週休一日が週休二日になっても、悩みはなかなか解決しません。働き方改革と、ワークライフバランスは大切ですが、それに加えて、心の問題を考えてみましょう。>

■忙しいお父さん、お母さん

サザエさんやちびまる子ちゃんの家では、いつも家族そろってご飯を食べています。お休みの日には、のんびり親子で過ごす様子も、よく出てきます。でも、現実は難しいですね。

そんなに早く帰宅できるお父さんは、少数派でしょう。子供と遊ぶ約束をしていても、急に仕事が入ることもあります。

お母さんも、専業主婦よりも働くお母さんが多くなりました。以前なら、パートで働く主婦は、子供の病気や学校の行事で仕事を休むことができました。雇う側も、そういうものだと思っていました。

でも、現在ではそうはいきません。親が平日昼間に学校へ行かなければならないとしたら、ずいぶん前に知らせる必要があります。そうでないと、仕事が休めないからです。

フルタイムで働く人、正社員なら、なおさらです。

例えば、お母さんが看護師で、今日は夜勤が入っていたとします。ところが、子供が熱を出しました。客観的に見れば、大したことはありません。けれども、子供は不安がっています。「母親」としては、病気の子供についていてあげたいでしょう。でも、「看護師」としては当日に夜勤を休むことなんかできません。

では、一体どうすれば良いのでしょうか。

■親たちの悩み:「役割理論」の心理学:この世は舞台、人はみなそこで演じる役者

「この世は舞台、人はみな役者だ」

All the world's a stage,

And all the men and women merely players.

シェークスピアの戯曲『お気に召すまま』のセリフです。

これは、心理学的にも一つの真理です。心理学では、「役割理論」と呼んでいます。

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社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC

1959年東京墨田区下町生まれ。幼稚園中退。日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(心理学)。精神科救急受付等を経て、新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授。新潟市スクールカウンセラー。好物はもんじゃ。専門は社会心理学。テレビ出演:「視点論点」「あさイチ」「めざまし8」「サンデーモーニング」「ミヤネ屋」「NEWS ZERO」「ホンマでっか!?TV」「チコちゃんに叱られる!」など。著書:『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』『誰でもいいから殺したかった:追い詰められた青少年の心理』『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』等。監修:『よくわかる人間関係の心理学』等。

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