「自分は弱い人間」となぜ思う? 危険なレッテルは今すぐ外そう

写真はイメージです。(写真:GYRO PHOTOGRAPHY/アフロイメージマート)

「私はメンタルが弱い」と思っている方のための対策を前回に続いてお話しします。前回はガーンと衝撃を受けたときの心の救急処置の大切さについて取り上げました。今回のテーマは「思い込み」と「レッテル貼り」です。そのわけは、メンタルが弱いと自分で思い込んでいる方は、自ら強固なレッテルを貼っている傾向があるからです。

<相談ケース>

企業で経理を担当するAさん(20代)は、仕事でミスをしたり上司から軽く注意されたりすると落ち込んで気持ちがうつ状態になるので、「自分は弱い人間」と思っています。お話を聞くとメンタルが弱いだけでなく「私は身体も弱くて」ということでした。

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心療内科医として、また産業医として、日々さまざまな相談を受けています。「ノーと言えない」「自信が持てない」「人と比べて落ち込む」「自分らしさがわからない」「嫌な上司がいる」「部下との関わり方が難しい」…寄せられた相談を1問ずつ解説して、気持ちよく生きるヒントをお伝えします。また仕事と家庭の両立、若さを失う不安など、女性男性に共通する悩みのほか日本社会特有の男性の悩み、女性の悩みも解説します。

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東京慈恵会医科大学卒業。同大講師を経て、1986年東京で日本初の女性クリニックを開設。2007年厚生労働省健康大使(~2017年)。2008-2010年、ハーバード大学大学院ヘルスコミュニケーション研究室客員研究員。2013年より日本医科大学医学教育センター特任教授。2018年昭和女子大学特命教授。復興庁心の健康サポート事業統括責任者(~2014年)。被災地調査論文で2016年日本ストレス学会賞受賞。日本生活習慣病予防協会理事。日本ポジティブサイコロジー医学会理事。医学生時代父親の病気のため歌手活動で生活費を捻出しテレビドラマの主題歌など歌う。医師となり中止していたジャズライブを近年再開。

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