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アントノフAn-225破壊を映す2本の動画、現地報道

タワーマン元航空管制官
(写真:ロイター/アフロ)

世界最大の貨物輸送機であるウクライナのアントノフ社が持つAn-225「ムリーヤ」がロシア軍により破壊されたとの公式発表があったばかりではあるが、本日ホストメル空港にあるAn-225の格納庫を撮影した2本の動画がアップロードされた。

1本目の動画は約6秒。爆撃が鳴り響く中、空港に多数の軍用車両が映っており、後方のAn-225から火煙が高く上がっている。キエフ市近郊、ホストメル空港周辺における戦闘の最中であると思われることから、2月27日かそれ以前のものと推定される。主翼、胴体は確認できず、黒い煙から顔を出すように前方のコックピット部位が地面に落下している。

次の動画は3月4日の現地時間09:00放送と思われる現地メディアによるニュース番組の一部が切り抜かれたもの。

主翼および胴体は左側こそ原形を留めているものの、右半分はエンジンが全て失われており、水平尾翼、垂直尾翼は映っていない。女性リポーターが様子を説明している間も時おり爆撃の音が鳴り響いており、貴重なAn-225の焼失を嘆く余裕すらないほど緊迫した現地の雰囲気が伝わってくる。

元航空管制官

元航空管制官で退職後は航空系ブロガー兼ゲーム実況YouTuberとなる。飛行機の知識ゼロから管制塔で奮闘して得た経験を基に、空の世界をわかりやすく発信し続ける。

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