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出掛ける前からジャズ気分:韓国の歌姫 Woong San(ウン・サン)愛を歌う@STB139

富澤えいち音楽ライター/ジャズ評論家

●公演概要

3月26日(水) 開場 18:00/開演 19:30

会場:六本木スイート・ベイジルSTB139

出演:Woong San(=ウン・サン、ヴォーカル)、鈴木央紹(テナー・サックス)、天野清継(ギター)、若井優也(ピアノ)、安ヵ川大樹(ベース)、加納樹麻(ドラム)

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韓国の歌姫 Woong San(ウン・サン)『I LOVE YOU』発売記念ライヴ

アジアが誇るコリアン・ジャズ・ディーヴァ。12月に名曲のカヴァーとオリジナル曲をミックスさせた最新作「i love you」をリリース。彼女が心で感じる「愛」をテーマとした作品となっている。日本を代表する若手ミュージシャンと、彼女の全てを包み込む奥深いヴォイスで、切なくも、希望や愛溢れる感動のステージとなる。

出典:Woong San ~ I LOVE YOU ~|STB139

ウン・サン『I LOVE YOU』
ウン・サン『I LOVE YOU』

2年ぶり7枚目のアルバム『I LOVE YOU』をリリースしたウン・サン。

リリース・プロモーションの取材で久しぶりに会うと、ますます日本語が上達していてびっくりしたのですが、それ以上に驚かされたのは、彼女のジャズ・ヴォーカルに対する考え方が変化していたこと。

前作からの2年というインターバルが、彼女にとっては「ジャズに追いつくための時間」を超えて、「歌っている自分を見つめ直す時間」へと進化していたようでした。

その結果が、新作に収められている「私が歌いたい歌」という“変化”だったようです。

アルバムでも感じた”変化”を、生のステージで確かめたいと思います。

♪I love you, woongsan

では、行ってきます!

音楽ライター/ジャズ評論家

東京生まれ。学生時代に専門誌「ジャズライフ」などでライター活動を開始、ミュージシャンのインタビューやライヴ取材に明け暮れる。専門誌以外にもファッション誌や一般情報誌のジャズ企画で構成や執筆を担当するなど、トレンドとしてのジャズの紹介や分析にも数多く関わる。2004年『ジャズを読む事典』(NHK出版生活人新書)、2012年『頑張らないジャズの聴き方』(ヤマハミュージックメディア)、を上梓。2012年からYahoo!ニュース個人のオーサーとして記事を提供中。2022年文庫版『ジャズの聴き方を見つける本』(ヤマハミュージックHD)。

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