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出掛ける前からジャズ気分:ヤマハ ジャズ フェスティバル

富澤えいち音楽ライター/ジャズ評論家

●公演概要

10月27日(日) 開場 12:00/開演 13:00

会場:浜松アクトシティ浜松 大ホール

出演:ジュニア・マンス・トリオ=ジュニア・マンス(ピアノ)、田中 秀彦(ベース)、藤 深智(ヴァイオリン)、綾戸智恵(ヴォーカル、ピアノ)、熱帯ジャズ楽団=カルロス菅野(パーカッション)、高橋ゲタ夫(ベース)、森村献(ピアノ)、平川象士(ドラム)、美座良彦(ティンバレス)、伊波淑(コンガ)、佐々木史郎(トランペット)、鈴木正則(トランペット)、奥村晶(トランペット)、松島啓之(トランペット)、中路英明(トロンボーン)、青木タイセイ(トロンボーン)、西田幹(バス・トロンボーン)、近藤和彦(アルト・サックス)、藤陵雅裕(アルト・サックス)、アンディ・ウルフ(テナー・サックス)、宮本大路(バリトン・サックス)

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ヤマハ ジャズ フェスティバル

今年のYJFは、たっぷりリラックスして楽しめることを約束しよう。大人ならではの余裕の味わい。選んだ曲調やテンポが?いや。演奏者の技量、そして人柄が生み出す空気感。観客のために演る自らの分身の音楽を、さあいっしょに楽しもう、と差し出してくれる。乾杯。観客がいてこその、音楽。体に、心に、音楽で話しかけてくる。3組それぞれの演り方で。彼らは知っている。ジャズライブは人生の大切な逢瀬なのだと。

出典:ヤマハ ジャズ フェスティバル|The 22nd ハママツ・ジャズ・ウィーク

今年で22回を数える「ハママツ・ジャズ・ウィーク」は、浜松市が推進する音楽を中核にした都市づくりのテーマを具現化するイベントとしてスタートしました。

「まち中に音楽があり、音楽がまちをつくり出す」をコンセプトに、開催期間中は街のいたるところからジャズが流れてくるという、市をあげてのイヴェントとして定着しています。

そのフィナーレを飾るのが「ヤマハ ジャズ フェスティバル」です。

今年は「ジュニア・マンス・トリオ」「綾戸智恵」「熱帯ジャズ楽団」というラインナップ。

会場となるアクトシティ浜松の大ホールは、音楽発信基地ハママツの名にふさわしい規模と設備を誇り、そのステージで第一線のジャズをジックリと堪能できるという、豪華で優雅なフェスティバルなのです。

♪Junior Mance Trio- I Wish I Knew How It Would Feel to be Free

♪綾戸智恵『Forever Young』Live at STB139, 12/25, 2012

♪熱帯JAZZ楽団 10th Machete

では、行ってきます!

音楽ライター/ジャズ評論家

東京生まれ。学生時代に専門誌「ジャズライフ」などでライター活動を開始、ミュージシャンのインタビューやライヴ取材に明け暮れる。専門誌以外にもファッション誌や一般情報誌のジャズ企画で構成や執筆を担当するなど、トレンドとしてのジャズの紹介や分析にも数多く関わる。2004年『ジャズを読む事典』(NHK出版生活人新書)、2012年『頑張らないジャズの聴き方』(ヤマハミュージックメディア)、を上梓。2012年からYahoo!ニュース個人のオーサーとして記事を提供中。2022年文庫版『ジャズの聴き方を見つける本』(ヤマハミュージックHD)。

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