米国でのサッカーワールドカップ日本代表戦観戦、結局YouTube TVに頼ることに

VIZIO 50型4Kテレビ、現在コストコで500ドル以下に。(筆者撮影)

いよいよ、ワールドカップサッカーの日本代表初戦を迎えます。

日本ではNHKのアプリが話題ですね。アプリ内でマルチアングルを実現し、気になるカメラを切り替えながら試合を楽しむことができるそうです。

もちろん、プロがスイッチングする映像でも十分な臨場感で楽しむ事ができるでしょうが、自分で気になる場所や選手を追いかける見方は、新たな楽しみ方を提供してくれそうです。残念ながら、その紹介ビデオすら、米国からのアクセスでは見ることができないのですが……。

テクノロジー業界の人々がこぞって試している安価なスタンドアロンヘッドセット、Oculus GOですが、今回Oculusは、ワールドカップロシア大会では、VRでの観戦を楽しめるという触れ込みもありました。

ただ、想像していたのとは少し違います。

活用されるのはOculus Venue。いってみればバーチャルなパブリックビューイングのようなものです。スタジアムに設置された360度カメラで試合が楽しめるのではなく、VR観戦とはほど遠いモノです。

ただし、セレクトされた試合を無料で見ることができる点は、若いファンにとってはうれしい選択肢かもしれません。ハードルの低い話かもしれませんが、ケーブルテレビの契約を切ってしまっていると、なかなか観戦は険しい道のりなのです。

米国のワールドカップ中継はFoxが行い、Foxのスマートフォンやタブレット、セットトップボックス向けのアプリでもサッカーの試合のストリーミングがあるのですが、ケーブルテレビへの加入が前提。既にインターネット接続サービスしか利用していない、いわゆる「コードカット」済みの我が家では、これらのアプリをアクティベートできず、アプリ経由でのストリーミングができませんでした。

その点で言えば、テレビ放送もアプリも無料で見られる日本はなんて恵まれた視聴環境なんだろう、といわざるを得ません。日本代表は本戦出場を果たし、米国代表は予選敗退だった事を差し引いても、ケーブルテレビ非加入者には依然として厳しいということになります。

※本当は、Fox Sports Goというアプリで、月額20ドル程度の有料視聴が可能なはずなのですが、どうしてもケーブルテレビのアクティベーションへ飛ばされてしまい、上手くいきませんでした。

そこで、冬季オリンピック以来再び登場願ったのが、YouTube TVです。

このサービスは米国向けに、YouTube本体とは別のアプリで提供されています。アプリをダウンロードし月額40ドルを支払うことで、60以上のテレビのライブ放送と、クラウド録画サービスを、スマートフォンやタブレット、PC、セットトップボックスで利用できるようになります。AndroidだけでなくiPhone/iPad、Apple TVでもアプリが用意されており、Apple TVから直接アプリを起動できます。

YouTube TVにもサッカー中継を行うFoxのスポーツチャンネル「FS1」が入っているので、これでリアルタイムでワールドカップサッカーの日本代表戦を楽しむ事ができるようになりました。

カリフォルニア時間で既に夜ですが、残る問題は明日の朝5時にきちんと目覚められるかどうか。善戦を期待しつつ、床に就くことにします。

1980年東京生まれ。モバイル・ソーシャルを中心とした新しいメディアとライフスタイル・ワークスタイルの関係をテーマに取材・執筆を行う他、企業のアドバイザリーや企画を手がける。テクノロジーを活用した新しい学びを研究・ビジネス化するキャスタリア株式会社取締役。

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米国カリフォルニア州バークレー在住の松村太郎が、東京・米国西海岸の2つの視点から、テクノロジーやカルチャーの今とこれからを分かりやすく読み解きます。毎回のテーマは、モバイル、ソーシャルなどのテクノロジービジネス、日本と米国西海岸が関係するカルチャー、これらが多面的に関連するライフスタイルなど、双方の生活者の視点でご紹介します。テーマのリクエストも受け付けています。

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