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iPhoneで使うキッチン温度計「Range」でお肉を焼こう

松村太郎ジャーナリスト/iU 専任教員
iPhoneに接続してアプリから利用するキッチン温度計「Range」

スマートフォンをサバイバルナイフ的に活用する、というのはモバイルネイティブの行動パターンですが、スマートフォン単体でできることは画面の中の世界だけ。それ以外のことをするには、アクセサリが必要です。

Kickstarterでは、こうしたアクセサリが量産体制。Bluetoothで接続するもの、ケースのようにつなぐもの、Lightning接続するものなど、いろいろあります。その中でも、イヤホンジャックで接続するタイプはコストの安さや汎用性の高さからプロジェクトの数も増えています。

そんな中で、先日届いたのが「Range」というiPhone・iPad向けのキッチン温度計です。既にプロジェクトを達成し、ウェブサイトからプレオーダーできます。

・Superchemical:Range

RangeとiPhone。イヤホンジャックに接続するアクセサリは価格も安めで注目
RangeとiPhone。イヤホンジャックに接続するアクセサリは価格も安めで注目

ステンレスで先の尖った肉用の温度計にシリコンの赤い取っ手が付き、そこから長いケーブルが伸びてiPhoneにつなぎます。耐熱性で、鍋やオーブンにも対応。ちなみに、鍋や湯温を測るための先が尖っていない代わりにより長いタイプもあります。

どのように動作するか、こちらのビデオにまとめました。お肉も焼いてます。

今までローストビーフやタタキを作る時に、温度変化などをあまり気にせずに作っていましたが、ここまで内部の温度が変わらないとは思いませんでした。5分たってもスタート時と同じ内部温度4℃。結果的に30分で温度に到達。ちょっと調理しすぎたかもしれません。

調理中の肉の内部の温度をこんなに細かく観察したことはありませんでした。
調理中の肉の内部の温度をこんなに細かく観察したことはありませんでした。

確かにミディアムレアのお肉。非常においしく頂きました。

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ジャーナリスト/iU 専任教員

1980年東京生まれ。モバイル・ソーシャルを中心とした新しいメディアとライフスタイル・ワークスタイルの関係をテーマに取材・執筆を行う他、企業のアドバイザリーや企画を手がける。2020年よりiU 情報経営イノベーション専門職大学で、デザイン思考、ビジネスフレームワーク、ケーススタディ、クリエイティブの教鞭を執る。

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