ロシア・ウクライナ戦争とイラン核交渉(2)
高橋和夫国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長
遅く始まったイランとの交渉に、やっと目鼻がつき始めた段階の2021年6月に、イランで大統領選挙があった。その結果は、合意に批判的だったムハンマド・ライーシーの当選だった。ライーシー新大統領は時間を掛けて問題の再検討を行った。そして、やっと11月になって交渉が再開された。ライーシー政権は、前任のハサン・ロウハニ大統領の交渉団が進めてきた交渉の経緯を無視して、強硬な提案を新たに行ったと伝えられる。
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