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中東の政治に神が降り立った週(1)

高橋和夫国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

6月5日は、1967年の第三次中東戦争の記念日である。51回目となる。51年前の6月5日にイスラエル軍の奇襲攻撃によって戦いが始まった。6日後に戦火が収まった時、エジプト、シリア、ヨルダンの三か国の軍隊が撃破されていた。イスラエルはシリアからゴラン高原をヨルダンから東エルサレムを含むヨルダン川西岸をエジプトからガザとシナイ半島を奪った。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三宗教の聖地のある旧市街は、この東エルサレムにある。

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国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

国際情勢をわかる言葉で、まず自分自身に語りたいと思っています。北九州で生まれ育ち、大阪とニューヨークで勉強し、クウェートでの滞在経験もあります。アメリカで中東を研究した日本人という三つの視点を大切にしています。映像メディアに深い不信感を抱きながらも、放送大学ではテレビで講義をするという矛盾した存在です。及ばないながらも努力を続け、その過程を読者の皆様と共有できればと希求しています。

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