東海大、日体大らの首都大学野球に加盟。新勢力となる日本ウェルネススポーツ大学とは?

2019年春から首都大学リーグに参戦する(日本ウェルネススポーツ大学提供)

高校は既に実績も

 12月5日、首都大学野球連盟(1964年創立)は、2019年度春季リーグから日本ウェルネススポーツ大学(茨城県北相馬郡利根町)が新規加盟することを発表。1部6校、2部9校で行われている同リーグの16番目の加盟校として、2部リーグに加わり1部昇格を目指す。

 同大は2012年に開学。既に日本ウェルネス高校は日本高等学校野球連盟に東京キャンパス、信州筑北キャンパス、沖縄キャンパスが加盟しており、東京はシード権獲得、信州筑北は昨秋の長野県大会を優勝するなど着実に実績を積み重ねている(今夏に大会初参加となった沖縄は秋に公式戦初勝利を挙げている)。

 同高校と同じように通信制の形をとっていた同大学は、開学以来日本野球連盟に加盟し、社会人野球の大会に出場していた。だが2018年春から通学課程(全日制)の新学部を開設したことで、首都大学野球連盟に加盟を申請。全日本大学野球連盟からの認可も受けて、歴史あるリーグに参戦することが決まった。

チーム構成は?

 ではどんな体制で参戦をするのか?

 指揮を執ることになる工藤洋一監督は投手として三菱自動車川崎でプレー。その後、三菱自動車川崎、三菱ふそう軟式野球部監督を歴任し2010年よりグループ校である日本ウェルネススポーツ専門学校硬式野球部監督を務め、2012年より同大学の監督を務めている。2016年には菅原祥太外野手がロッテの育成ドラフト2位指名され、同グループ初となるNPB選手を輩出した。

 選手は現在1年生27名が在籍(2~3年生は別チームとして卒業まで社会人野球の大会に出場)。ここに来春入学予定の40名前後の部員を加えて、初年度を戦う。

 現1年生の中には、高校時代に名将・鈴木博識監督(元日大藤沢、日大監督)の指導を受け台湾人留学生のスラッガーとして注目を浴びた楊笑虎投手(やん・しょうう/鹿島学園出身)ら将来を嘱望される選手もいるだけに、大学球界に新風を吹かせる存在として期待していきたい。

チームスタッフ・選手名簿

チームスタッフ・選手名簿
チームスタッフ・選手名簿

コメント

日本ウェルネススポーツ大学野球部 工藤洋一監督 

「大会成績や勝つことの追及は当然ですが、まずは首都大学野球連盟に所属できる喜び、感謝の念を全ての行動に反映させて、部の運営を行っていきます。ウェルネスが加盟して良かったと思ってもらえる部にします」

日本ウェルネススポーツ大学 柴岡信一郎副学長(学園運動部責任者)

「目標は人から愛される、応援される野球部となるために日常生活を大切にして、その上で、所属する首都大学野球連盟及び野球界にいかに貢献できるかを考えられる野球部となることです。2018年5月、本校野球部の指導者と1年生部員は首都大学野球連盟公式戦を視察し、プレーの他、チケット販売、記録、報道、スタンド応援など、会場運営の一端を学びました。同時に、これらの連帯した清々しい会場運営を目の当たりにして、自分達もいつの日かこの舞台に立ちたいという思いを強く持ちました。首都大学野球連盟に所属できるうれしさ、感謝の姿勢、所属意識を持って、大学と運営法人が一体となり、学生と教職員が一緒になって汗をかいて、貢献してまいります」