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【緊急公開】#参院選2022 #こども応援団 #若者応援団 はこの候補者!【超党派】

末冨芳日本大学教授・こども家庭庁こども家庭審議会部会委員
筆者撮影

7月10日参議院選挙、誰に投票すればよいのか?

6月23日より期日前投票が開始されています。

子ども・若者にやさしい日本になってほしいけれど、誰に投票したら良いのか?

子ども・若者にやさしい政策を実現する「こども応援団」「若者応援団」候補者を、超党派(与野党にこだわらない)リストで公開します。

※注意事項:子ども・若者政策の最前線でアクティビストとして活動してきた私の分析・観察に基づくものであり、投票はみなさんの判断を大切になさってください。

まず、なぜ超党派で応援?「こども応援団」リスト作成の基準、を説明しています。

候補者のリストが見たい!という方は下にスクロールをしてください。

なぜ超党派で応援?

子どもの貧困対策、教員不足、こども基本法・子どもの権利、子育て・教育支援の所得制限について最前線でアクティビストとして活動している人々には骨身にしみてわかっているのです。

子ども・若者のために駆け回ってくださる国会議員は多くない。

「こども応援団」「若者応援団」として、この候補者は必ず活躍する、という方は、限られています。

自民党だろうが、公明党・立憲民主党・国民民主党や維新・共産党・れいわだろうが、与野党ともに「こども応援団」の国会議員がいてこそ、予算も政策も充実します。

だからこそ、党派でリストを作成しています。

新人も実績や経歴から、注目される方が立候補なさっています。

この参議院選挙で、「こども応援団」「若者応援団」を国会議員に増やしたい!

そう願っています。

#こども応援団 候補者の基準

・現職:政党にとらわれず子ども・若者に関する重要な法律・政策の成立や改善の際に中心的に活動してきた候補者

・新人:保育士・教員等の職歴や子育ての経験があるだけでなく、政治家としてのトレーニングを蓄積してきた実力ある新人

・リストは「若者や子育てママパパの応援が生きる」候補者を実績・実力を勘案して最小限に絞り込む

【↓ここからが、「こども応援団」候補者リストです】

※投票用紙は選挙区・全国比例区ともに2枚とも 「候補者名」をおすすめします。(詳しくはこちらの記事をご参照ください)

【全国比例区】

(候補者名・五十音順、各候補者HPへのリンクがあります)

◇現職

自見はなこ自民

こども政策の推進のために「国会になくてはならない」女性リーダー

子どもにもママにもパパにも、限りない優しさで接する真心あふれる小児科医

こども基本法・こども家庭庁で多くの自民党内大物議員を説得し「こどもまんなか」に進化させた、笑顔も素敵な凄腕の政治家

谷合正明公明

男性育休取得で中核的役割、若者の自殺対策にも取り組む

全国の子ども若者の居場所、子ども食堂を視察し、予算・政策拡充を実現

田村智子共産

子どもの貧困対策、子どもの権利にもとづいた「全ての子ども・若者」が大切にされる保育・教育の充実はタムトモさんなしには実現しない共産党随一の政策通

鋭い国会質疑でファンも多い

福島みずほ社民

子どもの権利と高等教育の無償化に、誰より粘り強く取り組んできた確かな実績。

子どもも女性・障がい者、弱い立場の人々の尊厳と権利を全力で守る唯一無二のやさしさを持つ政治家

矢田わか子国民

働くママパパの一番の味方!物価高に苦しむ家計への支援で岸田総理を追い詰める

「やたわか」さんが再選されることが、教育の無償化、児童手当などの所得制限の必須条件とされる超重要候補

◇新人

古賀千景立憲

小学校教員出身、子どもも教員も幸せな学校のため、学校・公務員の長時間労働、非正規労働問題に徹底して取り組む注目の候補者

金泰泳れいわ

日本に帰化した在日コリアン、貧困の当事者として成長、子どもの貧困、子ども・若者問題の改善に、自治体と連携して改善に取り組んできた研究者出身の候補者。

れいわ新選組の中では、バランス感覚のある候補者として同党の成長にも貢献することが期待される

松野明美維新

障害を持つお子さんの母として、障害児のための保育・教育や支援制度の充実に熊本市議・県議として取り組んできた実績。

”マッチョ政党”イメージのある維新に、障害を持つ子ども・若者のための政策を拡充する役割も期待される。

【選挙区】

(東京選挙区以外の注目選挙区、東京選挙区は別の記事で分析します)

◇宮城県

小畑きみ子立憲

看護士出身、8人の母、保守的な宮城県選挙区で女性差別に遭いながらも、産科・小児医療や医療・教育の無償化を進めるために国政に挑戦する注目の新人

◇埼玉県

西田まこと公明

困ったときには西田先生、子どもの貧困対策、子育て世帯給付金、消費税軽減税の実現、未婚ひとりの所得控除差別の撤廃、子どもにも親にも寄り添う本当に心のあたたかい政治家

◇山梨県

宮沢ゆか立憲

参議院立憲民主党の子ども・若者政策の司令塔!

18歳までの児童手当給付という立憲の目玉政策を中心的に推進する実力派議員

◇神奈川県

三浦のぶひろ公明

国会随一の若者政策のエキスパート!

コロナ禍の大学・専門学校生の給付金、高等教育の無償化、大学・大学院の若手研究者支援など、研究者にとってもなくてはならない候補者

三原じゅん子自民

野田聖子大臣を総裁選に立候補させ、「こどもまんなか」を自民党に仕掛けた立役者。

こども家庭庁の応援団、赴任若い女性を子宮がんから守るHPVワクチンの再開など、ママや若い女性への政策の充実の推進役

◇新潟県

森ゆう子立憲

こどもたちの未来のために、教育の無償化、学校給食の無償化、児童手当の高校生延長などを推進する。文部科学副大臣経験者として、少人数学級や正規教員増、スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーの拡充の応援団でもある

◇愛知県

伊藤たかえ国民

子ども政策・若者政策のために国会に絶対に必要な政治家、総理の器があると国会で一票を投じられた実力派

子どもの貧困対策、ヤングケアラー支援、教員不足などで、相談すればすぐ改善にうごく脅威のフットワークと政策実現力は、今からの日本になくてはならない

齋藤よしたか立憲

子どもたちも保護者も悲しい思いをしている教員不足をどうにかしようとしたときに、教員出身の政策通として、問題解決できる貴重な議員のひとり

◇京都府

楠井ゆうこ維新

若者の無償の職業訓練も含め、教育の無償化を大きく拡大しようとする生涯学習機会の充実に挑戦する注目の候補者。

今話題の「リスキリング」に若者も大人も挑戦できる社会の実現にむけて、活躍が期待される。

福山哲郎立憲

コロナ禍で子どもの貧困が深刻化しつつあったしたとき、立憲民主党をあげて困窮子育て世帯給付金の実現に動いた立憲民主党のリーダー

◇大阪府

石川ひろたか公明

大阪だけでなく日本全国で子ども・若者に寄り添う現場に足を運び支援団体の活動も支える、丁寧な政治姿勢で知られる。高等教育の無償化、若者のための奨学金の返還軽減や、地域若者サポートステーションの充実でも

こども基本法で子どもが大切にされる日本のために、国会をかけまわった中心的な政治家

高木かおり維新

維新の看板政策である教育の無償化だけでなく、スクールソーシャルワーカー(SSW)やスクールカウンセラー(SC)を適正配置し、いじめや不登校、特別支援対策の充実など、子どもの幸せ(ウェルビーイング)を実現しようとする、あたたかで気骨あふれる女性政治家

◇兵庫

伊藤たかえ公明

ワーママ(働く子育てママ)が子どもや家族のコロナで仕事を休んでしまったときの休業補償や使いやすくする改善に取り組む。

ヤングケアラー問題については、国民民主党・伊藤たかえ候補と与野党で取り組む「ダブル伊藤たかえ」としても大活躍!支援団体からはダブル当選が待望されている。

片山大介維新

国政政党としての維新の教育の無償化政策を初期からリードしてきた維新のプリンス。

子育て世代の声にも丁寧に耳をかたむけ、保育から保護者の就労要件をはずし、地域の子育て拠点として拡充する政策にも精力的に取り組む。

末松信介自民

岸田政権の「寛容」を象徴する政治家。

文部科学大臣として子どもの意見表明を尊重し、自民党内の反対も多かった教員免許更新を実現し、教員不足解消のために地方教育委員会と対話するなど、子どもと現場に寄り添う新たな教育行政を拓いた

◇福岡

古賀ゆきひと立憲

不登校やコロナ禍でも子どもたちの育ちと学びを保障するために全力でたたかう政治家。

保護者休業支援や子どもたちがオンラインでも学べる家庭の通信環境支援、学校内外の居場所保障にも取り組む

追記1:私の推し候補者がリストにいない!

→SNSで #こども応援団 #候補者名 でつぶやいてください

今回の「こども応援団」候補者リストは子ども政策・若者政策への実績がある候補者の中でも「若者や子育てママパパの応援が生きる」候補者に絞り込んでいます。

たとえば徳永エリさん(立憲)だって子ども思いだ

自民党の今井絵里子さん(自民)は?

山梨県知事で産前産後ケアに実績のある後藤ひとしさん(維新)は?

そうした思いがある方は

SNSで #こども応援団 #候補者名 でつぶやいてください

私もリツイートやシェア、もしかして第二次リスト作成もあるかもしれません。

追記2:

全国比例区・選挙区#こども応援団 が候補者が複数いる場合は?

私の選挙区には #こども応援団 候補者がいない場合は?

→政党に注目しましょう!

この条件にあてはまるみなさんは、政党を重視した投票を行うことが重要です。

主要政党の公約比較は近日中に公開予定です。

またすでに信頼できる団体が、主要政党へのアンケートも実施くださっています。

以下のサイトは、信頼性が高い実施主体のものであり参考にしやすいと思われます。

※NHK・参議院選挙2022「各党の公約『子育て・教育』

※にっぽん子ども・子育て応援団「2022参議院選挙に向けた子ども・若者・子育て家庭支援政策政党アンケート

また東京選挙区は、#こども応援団 の候補者がひしめきあう「こども選挙」激戦区ですので、別途記事を配信予定です。

参議院選挙は地味に見えて、実は子育て支援政策や女性政策の進化のきっかけになってきました。

選挙は「民主主義のフェス」でもあります。

真剣に、も大事ですが、推しの候補者を見つけて、ワクワクドキドキで選挙を楽しんでみませんか?

日本大学教授・こども家庭庁こども家庭審議会部会委員

末冨 芳(すえとみ かおり)、専門は教育行政学、教育財政学。子どもの貧困対策は「すべての子ども・若者のウェルビーイング(幸せ)」がゴール、という理論的立場のもと、2014年より内閣府・子どもの貧困対策に有識者として参画。教育費問題を研究。家計教育費負担に依存しつづけ成熟期を通り過ぎた日本の教育政策を、格差・貧困の改善という視点から分析し共に改善するというアクティビスト型の研究活動も展開。多様な教育機会や教育のイノベーション、学校内居場所カフェも研究対象とする。主著に『教育費の政治経済学』(勁草書房)、『子どもの貧困対策と教育支援』(明石書店,編著)など。

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