四国放送株式会社は12月24日、同社の公式Twitterアカウントにて公明党や山口那津男代表を批判する内容の投稿が行われたとして謝罪しました。

50代男性社員が個人アカウントと間違えて誤投稿

 この問題は12月21日、公明党の山口那津男代表が子どもに対する10万円の給付金が現金一括でも対応が可能になったことにコメントした記事に対して

「後出しジャンケン。膨大な経費を「当たり前」と言った口でよく言うわwww。早く一族郎党ともに地獄へ堕ちろ、カス。#公明党って要らないよね #山口那津男の一族郎党に厳格な仏罰を」

 との批判を、四国放送の公式Twitterアカウントが投稿したものです。

 問題の投稿はすぐに削除されましたが、スクリーンショットが拡散。四国放送の調べによると、ラジオ局所属の50代男性社員が個人のアカウントではなく、誤って同社の公式アカウントで投稿してしまったとのことでした。

 四国放送は個人携帯から公式Twitterに書き込みができていたことと、そのチェック体制が杜撰だったとして謝罪しました。

 公式アカウントと個人アカウントを間違えて誤爆してしまうことはよくある事例ですが、その内容が特定の政党への誹謗中傷だったために炎上する事態となりました。

Twitter公式アプリ『TweetDeck』でアカウントの共有を

 こうした誤爆事件を見るたびに、「Twitterが提供している公式アプリ『TweetDeck(ツイートデック)』を使えばいいのに」と思ってしまいます。

 『TweetDeck』は、パスワードを共有することなくひとつのTwitterアカウントを複数人で管理できるアプリです(ほかにもいろんな使い方があります)。

 『TweetDeck』であれば基本的にパソコンから利用することや、投稿時に管理している複数アカウントのうち投稿するアカウントがハイライトで表示されるため、スマホアプリと違って間違える可能性は低くなると思われます。データはありませんが。

 個人アカウントと会社アカウントで利用するスマホを分けるべき、というのは理想です。しかし、そういった環境が整っていない会社ではなかなか難しいため、「仕事用のパソコンからのみ投稿できるようにする」のが無難な解決策でしょう。

憎しみを垂れ流すTwitterの利用はやめた方が幸せ

 もちろん『TweetDeck』を使っていても、誤爆するときは誤爆します。

 そう考えると、やはり一番重要なのはTwitterとの付き合い方になりそうです。

 インターネットでは古(いにしえ)より「親前朗読(その書き込みを親の前で朗読できるか?)」と呼ばれ、現在では「玄関前に張り出されても恥ずかしくない投稿をしろ」に変化しましたが、もしもその投稿をしたのが自分だとバレても恥ずかしくない投稿を心がけるべきです。

 今回の件では公明党に不満があるのか、10万円の給付金に不満があるのか深いところまではわかりませんが、Twitterでそのことに毒を吐いても、ましてや「厳格な仏罰を」などと呪いをかけてもこの男性社員が苦しみから解放されることはありません。

 SNSでは自分と同じ考えを持つ人と繋がりやすく、周りの人みんなが同じことを言っているように錯覚しがちです。しかし、今回のように表に出たとき、それは誹謗中傷とみなされてしまう言葉でしかないのです。

 人を憎むためにTwitterをするのではなく、自分が楽しいことをTwitterで追いかけた方が結果的には人生幸せになれると思います。この男性社員の未来に幸あらんことを。