『ポケットモンスター ソード・シールド』でセーブデータ破損の誤解広がる。任天堂サポートは暗に否定

本日発売の『ポケットモンスター ソード・シールド』。公式サイトより筆者キャプチャ

 本日11月15日に発売されたニンテンドースイッチ用ゲームソフト『ポケットモンスター ソード・シールド』について、エラーでゲームが強制終了した際にセーブデータが破損するとの誤解が広まっています。

データ破損報告があったのはSDカード内のゲームデータ

 『ポケットモンスター ソード・シールド』でエラー落ちをしたときに、データが破損したとの報告やその様子を撮影した動画がアップされたことは事実です。

 ただし、破損したのはSDカード内のゲームデータであり、動画を投稿した人物のセーブデータが残っていることは同じ動画内で確認できます

 動画を投稿したユーザーも、「セーブデータは残っていた」とSNSで発信しています。

 しかしこの動画や「エラー落ちでSDカードのデータが消えた」との情報が拡散するにつれて、どこかでその話が「セーブデータが破損した」にすり替わりました。

 一部ではゲーム系迷惑サイトが「デマを広めている」とする指摘もあります。

 筆者が確認したところ、たしかに記事内に「セーブデータが消えた」というSNSの投稿(削除済みの投稿もアリ)が埋め込まれていました。

「セーブデータが消えた」との情報。前者は3DSの話と思われる(本作はまだポケモンを過去作から連れてこれない)。後者は誤解を受けてのもの。『はちま起稿』より筆者キャプチャ
「セーブデータが消えた」との情報。前者は3DSの話と思われる(本作はまだポケモンを過去作から連れてこれない)。後者は誤解を受けてのもの。『はちま起稿』より筆者キャプチャ

 こうした誤情報も、誤解をより広めてしまったものと思われます。

任天堂サポートは「セーブデータは本体保存」と暗に否定

 この状況に対して任天堂は公式には「セーブデータは破損しない」と発表していないものの、『Twitter』の公式サポートアカウントで「セーブデータは本体保存メモリーに保存されます」と、SDカードのデータ破損からのセーブデータ破損について暗に否定しています。

 いまのところ「セーブデータが破損した」という報告は、ツイート以外では確認できていません(その後、削除されたため真偽不明。あくまでも筆者調べ)。そのため、エラー落ちの際にセーブデータが破損するかどうかはわからないとしか言えません。

 不安になる気持ちもあるでしょうが、いまわかっている事実は「エラー落ちの際にSDカード内のデータが破損することがある」のみです。SDカード内に写真や動画などの大切なデータがある人は、そのバックアップを取ってからゲームを楽しむようにしましょう。

データ巻き戻りがあったことを確認(11月15日23時56分追記)

 VTuberの琴みゆりさんが実況プレイをしていたところ、エラー→1時間プレイ分のデータ巻き戻りがあったことを確認しました。オートセーブデータができていなかったのか、それともセーブはできていたものの巻き戻ったのかは不明です。

 問題のプレイ動画はすでに削除済みとなっています。

SDカードのフォーマット形式が原因?(11月17日18時48分追記)

 海外の大型掲示板『Reddit』によると、microSDカードのフォーマットがexFAT形式の場合にエラーが発生するとまとめられています。

 エラーを起こさずにプレイするには、FAT32形式でフォーマットしたmicroSDカードでプレイすることがおすすめされています。

 掲示板ではフォーマット時にデータが消えてしまうため、まずデータのバックアップを取ってからFAT32形式でフォーマットし、その後データを戻すよう案内されています。