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新しい5.85インチのiPhoneは『iPhone X』よりも安く、3モデルのなかで最安になる?

篠原修司ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門
現行のiPhone Xは一番安いモデルで121,824円(税込)(写真:ロイター/アフロ)

 今年発売されると噂の新しい5.85インチのiPhoneは、現行の『iPhone X』よりも多くのコストを削減できたため安くなるとの予想を、台湾『Digitimes』の調査部門のアナリストのLuke Lin氏が発表しています。

 Lin氏は上流部門のサプライチェーンからの情報として、iPhone Xの後継機種にあたる新iPhoneは部品代が現行モデルよりも10%以上下回っていると明かしました。Lin氏によると2017年に発売されたiPhone Xの部品代は400ドル以上だったとのことです。

新iPhoneは液晶と有機EL、どちらが安くなる?

 2018年にAppleが発売するiPhoneは3種類とみられており、1つは6.1インチの液晶ディスプレイを搭載した廉価版モデル。もう2つは5.85インチと6.45インチの有機ELディスプレイを搭載したモデルです。

 廉価版モデルについては「『iPhone 8』並の値段になる」との予測をKGI証券のアナリストが発表していましたが、今回、DigitimesのLin氏は5.85インチの有機ELディスプレイモデルが最安になるとの見方を発表しました。

 今後の状況によって価格は変化するためこれが絶対ではありませんが、有機ELディスプレイ搭載モデルを比較的安い価格で入手できるという情報はユーザーにとって嬉しいことでしょう。

ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。スマホ、ネットの話題や炎上などが専門。ファクトチェック団体『インファクト』編集員としてデマの検証も行っています。最近はYouTubeでの活動も。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで

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